【一条工務店の仮契約】100万円は高い?メリットだらけ?施主が語る後悔しないタイミングと注意点
一条工務店で理想のマイホームを建てたい! そう思っているあなた、こんなお悩みや疑問を抱えていませんか?
- 営業さんから「仮契約」の話が出たけど、一体何のこと…? 何だかよく分からなくて不安。
- 仮契約金に100万円も必要って本当? もし本契約しなかったら、このお金は戻ってくるの?
- 高いお金を払ってまで、急いで仮契約するメリットって具体的にどんなことがあるんだろう?
- みんな、どのタイミングで仮契約を決断しているの?
家づくりは、人生で一度か二度の大きなお買い物です。 専門用語も多く、次々と決断を迫られる場面もあって不安になってしまいますよね。
先に結論からお伝えしますね。
- 一条工務店の仮契約金は100万円(※ただし、hug meは30万円)
- 最大のメリットは、契約時の坪単価で価格が固定され、将来の値上げを回避できること
- 解約は可能だが、設計や地盤調査が進むと実費が引かれ全額返金されないリスクあり
- 支払いは住宅ローンではなく「自己資金(現金など)」で用意する必要がある
この記事では、一条工務店の「仮契約」について解説します。 その中身やメリット・デメリット、そして後悔しないための注意点をまとめました。 私たち夫婦の経験談も交えながら、さらに詳しく掘り下げていきますね。
1|そもそも一条工務店の「仮契約」ってどんなもの?

まずは「仮契約」の基本的な情報から見ていきましょう。 言葉のイメージだけで判断せず、正しく理解することが大切です。
1-1|正式には「建築工事請負 仮契約」という名称

「仮契約っていうけど、普通の契約と何が違うんだろう?”仮”ってつくから、ちょっと軽い感じがするけど…。」

「うんうん、でもお金も関わるし、大事な契約だよね。しっかり中身を知っておきたいな。」
一条工務店で言われる「仮契約」は、正式には「建築工事請負 仮契約」というものです。
これは、「これからあなたと一条工務店で、家づくりのパートナーとして本格的に進んでいきましょう」という意思表示のようなもの。 このようにイメージすると分かりやすいかもしれません。
この契約を結ぶと、本格的な設計の打ち合わせに入れます。 まだ土地が決まっていない場合は、土地探しをサポートしてもらうことも可能です。 家づくりが具体的に次のステップへ進んでいきます。
1-2|気になる費用は100万円!でも実は…?
仮契約を結ぶ際には、申込金として100万円が必要になる、と説明されることが多いようです。

「ひゃ、100万円!やっぱり大金だね…。これを払わないと、詳しい話は進まないのかな。」

「そうだね。でもこれは最終的な建物の総額からきちんと差し引かれるから、一時的に預けておく『手付金』のようなものみたいだよ。先払いするイメージだね。」
支払うタイミングとしては、資金計画や間取りの簡単なヒアリングが終わったころ。 より詳細な打ち合わせを始める直前になるのが一般的です。
2|【最大のメリット】一条工務店で早めに仮契約を結ぶべき2つの理由

高額な仮契約金ですが、それ以上に大きなメリットがあると私たち夫婦は感じています。 「早めに決断して本当に良かった!」と思えた、2つの大きな理由をご紹介します。
2-1|今後の値上げを完全ストップ!坪単価が契約時の価格で固定される
これが仮契約における最大のメリットと言っても過言ではありません。
仮契約を結ぶと、その時点での坪単価で価格が固定されます。

「最近、本当に色々なものが値上がりしているよね。スーパーに行っても実感するけど、住宅業界の値上がりはもっとすごいみたい。」

「うん、一条工務店もここ数年、坪単価が年間で3万円以上上がっているって話も聞くしね。仮に35坪の家を建てるなら、1年違うだけで105万円も総額が変わってくる計算になるよ。」
105万円あれば、キッチンのグレードを上げることができます。 欲しかった家具を揃えたり、色々な夢が叶えられますよね。 そう考えると、この「坪単価の固定」がいかに重要かお分かりいただけるかと思います。
怖いのは、目に見える坪単価の値上げだけではありません。 今まで標準仕様だったものが有料オプションに変わる、いわゆる「ステルス値上げ」も考えられます。
仮契約をしておくと、こうした坪単価の上昇や仕様変更の影響を受けません。 家づくりを進められる可能性があるのは、精神的にも金銭的にも大きな安心材料になります。
2-2|家づくりが劇的に具体化!情報満載の専用タブレットが手に入る
一条工務店との打ち合わせでは、専用のタブレットを使って仕様などを確認していくことになります。 仮契約前でも見られますが、契約を結ぶとこのタブレットがさらに”進化”するんです。

「今までも見られたけど、仮契約したら選んだ商品の詳しい設備やオプション、たくさんの施工例が金額付きで見られるようになったんだよね!これが本当に便利!」

「うん、具体的な金額が分かるから、家で『このオプションは採用したいね』『これは予算オーバーだから諦めようか』って、じっくり仕分けができたのは助かったな。」
間取り図だけではイメージしにくい収納の奥行きの確認や、コンセントの位置の参考にもなりました。 このタブレットのおかげで、打ち合わせ以外の時間も夫婦で家づくりの具体的な話がしやすくなりました。 理想のマイホームのイメージがどんどん固まっていきました。
3|知っておきたい!仮契約のデメリットと注意点

メリットが大きい仮契約ですが、もちろん注意しておきたい点もあります。 高額なお金が動くからこそ、デメリットもしっかり理解しておきましょう。
3-1|解約はできる?100万円は返金されるの?
「もし一条工務店で建てるのをやめたくなったら…」 「他のハウスメーカーも気になってきた…」 そう考えたとき、支払った100万円(または30万円)がどうなるのかは一番気になるところですよね。
結論から言うと、仮契約の解約は可能です。 そして、支払った申込金も基本的には返金される仕組みになっています。
ただし、最も注意したいのは解約を申し出るタイミングです。
すでに詳細な設計図の作成や、地盤調査などが進んでいる場合。 そこまでにかかった実費(設計費用や調査費用など)が申込金から差し引かれます。 全額は返金されない可能性が高いです。

「なるほど。解約するなら、なるべく早めに、実費が発生する前に伝えないといけないんだね。」

「そうだね。もし少しでも迷いがあるなら、契約前に『どの段階から、どんな費用が発生しますか?』と正直に営業さんに聞いておくのが、お互いのためにも安心だね。」
3-2|100万円は住宅ローンではなく「自己資金」で用意する必要がある
もう一つの重要な注意点が、100万円の支払い方法です。
この仮契約金は、自己資金で用意する必要があります。 つまり、この時点ではまだ住宅ローンを借りることはできません。 お手持ちの預貯金などから支払うことになります。
もちろん、この100万円は最終的に建物の総額に含まれます。 そのため、住宅ローンに組み込むこと自体は可能です。 あくまで「支払う時点では現金が必要」という点だけ、しっかり覚えておきましょう。
4|まとめ:一条工務店での家づくり、仮契約はメリットが大きい選択肢

今回は、一条工務店の「仮契約」について解説しました。
【仮契約のポイント】
- 費用は100万円が基本だが、hug meのように30万円のケースもある
- 最大のメリットは、契約時の坪単価で価格が固定され、将来の値上げを回避できること
- 解約は可能だが、タイミングによっては設計料などが引かれ、全額返金されない可能性も
- 支払いは自己資金での準備が必要
100万円という金額だけを見ると、どうしてもためらってしまうかもしれません。 しかし、近年の住宅価格の上昇や、家づくりをスムーズに進める観点から見ると、 坪単価を固定できるメリットは、計り知れないほど大きいものです。
一条工務店で家を建てる気持ちが固まっている方にとっては、この「仮契約」は後悔のない家づくりのための、賢く、そして心強い第一歩になるのではないでしょうか。
この記事が、あなたの家づくりの不安を少しでも解消し、前に進むきっかけになれば嬉しいです。

