【一条工務店ハグミー】坪単価50万円台は本当?実際に建てた施主が語る、標準仕様やメリット・デメリットを徹底解説!
一条工務店のハグミー、気になっていませんか?
「一条工務店の家は性能が良いって聞くけど、価格が高そうで手が出ないかも…」
「最近よく聞く『ハグミー』って、実際のところどうなんだろう?」
「価格が安いみたいだけど、性能は本当に大丈夫?」
「どんな人に向いている商品なのか、詳しく知りたい!」
家づくりを考えている方の中には、このような悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一条工務店といえば、高性能住宅のイメージが強いです。 その分お値段も…と考えるのは自然なことだと思います。
そんな中、登場したのが記念商品「ハグミー(Hug me)」です。
先に結論をお伝えしますね。
- ハグミーは坪単価50万円台も可能な、一条工務店の高性能な「規格住宅」
- 標準仕様でも「ロスガード90」や「外壁全面タイル」など充実の設備
- 「全館床暖房」や「トリプルガラス」はオプションで追加可能
- 間取りの自由度が低く、打ち合わせ回数に制限がある点には注意が必要
ハグミーは 「コストを抑えつつ、一条工務店の高性能な家に住みたい!」 という方にピッタリで、とても魅力的な選択肢の一つかもしれません。
この記事では、実際に一条工務店のハグミーで家を建てた我が家が解説します。 その特徴や性能、メリット・デメリットについて詳しくお伝えしますね。
1|一条工務店「ハグミー(Hug me)」とは?

画像引用:一条工務店 HUG me
1-1|高性能住宅を驚きの価格で建てられる規格住宅

「ハグミーは、一条工務店の45周年記念商品として2023年1月に登場したんだよね。」

「そうそう!キャッチコピーが『選ぼう、私のちょうどいい』。なんだか私たちにピッタリな感じがしたよね。」
ハグミーの最大の特徴は、一条工務店の高い住宅性能はそのままに、 価格を抑えることを実現した規格住宅である点です。
間取りはあらかじめ用意された100通りの中から選ぶスタイルです。 完全自由設計の注文住宅とは異なります。
間取りに強いこだわりがなく、ある程度プロが考えたプランから選びたい方にはとても良いです。実際に私達も スムーズに家づくりを進めることができました。
1-2|気になる価格は?坪単価と総額の目安
ハグミーの本体価格は1,490万円(税抜)からとされています。 坪単価にすると約50万円台になることも。

「一条工務店といえば、坪単価80万円以上のイメージがあったから、この価格は本当に驚いたよね!」

「うん。アイスマイルでも坪単価60万円台くらいからって言われている中で、この価格は魅力的だったね。」
ただし、ここで注意したいのが、これはあくまで建物本体の価格だということです。
実際には、付帯工事費やオプション費用がかかります。 諸経費などもかかるため、最終的な総額は2,500万円を超えるケースが多いようです。
中には3,000万円以上になる方もいらっしゃるようです。 「1,490万円で家が建つ」と考えるのではなく、一つの目安として捉えておく方がいいです。
2|ハグミーの標準仕様と性能は?ローコストと侮れない充実度

画像引用:一条工務店 HUG me
「価格が安い分、性能や仕様はそれなりなんじゃないの?」
そう思われる方もいるかもしれませんが、ハグミーは標準仕様でもかなり充実しています。
2-1|快適な暮らしの心臓部!換気システム「ロスガード90」

画像引用:一条工務店 HUG me

「一条工務店の代名詞とも言える『ロスガード90』が、ハグミーにも標準で搭載されているのは嬉しいポイントだね。」

「うん!24時間換気してくれるし、外の空気を室温に近づけて取り込んでくれるから、エアコンの効きも良くなる気がする。花粉の季節も窓を開けなくていいのは本当に助かる!」
この熱交換換気システムは、冷暖房費の節約にも繋がります。 そのため、ランニングコストを抑えたい方にとっても見逃せない設備と言えるでしょう。
2-2|夏は涼しく冬は暖かい、高い断熱・気密性能

画像引用:一条工務店 HUG me
ハグミーは、超気密・超断熱の性能も一条工務店基準です。
UA値:0.6以下(断熱等級5相当)
C値:0.7以下を保証

「UA値とかC値とか、最初はよく分からなかったけど、要は『夏は涼しくて冬は暖かい家』の基準をしっかりクリアしているってことだよね。」

「そうだね。国が定めるZEH基準も満たしているし、長期優良住宅にも該当するレベル。実際に住んでみて、気密性の高さを実感する場面は多いよ。」
窓はペアガラスの高性能樹脂サッシが採用されています。 断熱材もしっかり施工されています。
2-3|メンテナンスが楽になる?標準の外壁全面タイル

画像引用:一条工務店 HUG me

「ハグミーは、外壁が全面タイル貼りなのも大きな特徴だよね。」

「そうそう!ローコスト住宅だとサイディングが多いって聞くけど、タイルだと高級感もあるよね。何よりメンテナンスの手間が少ないのが魅力的。4色から選べるのも良かったね。」
将来的なメンテナンス費用を考えると、標準でタイル外壁が選べるのは大きいです。 とてもコストパフォーマンスが高いと感じる点です。
2-4|もしもの時も安心感のある「2倍耐震」

画像引用:一条工務店 HUG me
ハグミーは、建築基準法で定められた基準の2倍の強度を持つ「2倍耐震」を採用しています。
これは、消防署や警察署など、防災の拠点となる建物と同等です。 耐震等級3に相当するようです。
日本は地震が多い国です。 この耐震性能は大きな安心材料の一つになるのではないでしょうか。
2-5|これらも標準?充実の設備ラインナップ
その他にも、ハグミーには快適な生活をサポートする設備が標準で多く含まれています。
- キッズカウンターキッチン(オープンキッチンにも変更可)
- 食器洗い乾燥機(浅型)
- 三面鏡の洗面化粧台
- 真空断熱保温浴槽のシステムバス
- 勝手にスイッチ
- ウォークインクローゼットやシューズクローク
- 長期30年保証

「食洗機やお風呂の保温機能、収納がたくさんあるのも、実際に暮らしてみると本当に便利!これが標準なのは嬉しいよね。」

「うん。一つ一つは小さなことかもしれないけど、日々の暮らしの快適さに繋がっていると思うよ。」
3|こだわりも叶えたい!ハグミーの主なオプション
ハグミーは規格住宅ですが、オプションを追加することも可能です。 より自分たちの理想の暮らしに近づけることもできます。
3-1|一条工務店といえば!「全館床暖房」

画像引用:一条工務店 HUG me

「一条工務店といえば、やっぱり『全館床暖房』のイメージが強いよね。ハグミーではオプション扱いになるんだ。」

「そうみたいだね。1坪あたり約2.2万円で導入できるみたい。冬の快適さを考えると、検討する価値はありそうだね。」
私たちも床暖房を採用しました。
住まいの体験会で、床暖房を体験したらつけずにはいられませんでした(笑)
3-2|太陽光パネルと蓄電池も搭載できる

画像引用:一条工務店 HUG me
太陽光パネルと蓄電池も、もちろんオプションで設置が可能です。
私たちも二つとも採用して、電気代の安さに驚いています。エアコンを気にせず使っても、月々数千円の電気代で、しかも売電収入も入ってくるため、毎月の家計が助かっています。
3-3|外壁をさらに綺麗に保つ「ハイドロテクトタイル」

画像引用:一条工務店 HUG me

「標準でもタイル外壁だけど、オプションで『ハイドロテクトタイル』も選べるんだよね?」

「そうそう。太陽の光で汚れを分解して、雨で洗い流すセルフクリーニング機能があるタイルだね。外壁をずっと綺麗に保ちたい人には魅力的なオプションだと思うよ。」
私達はオプションでハイドロテクトタイルをつけました。値段も高く悩みましたが、外壁のメンテナンスをしなくてもよくなることを考えると、採用してよかったなと思っています。
3-4|窓の断熱性を強化する「トリプルガラス」

画像引用:一条工務店 HUG me

「標準はペアガラスだけど、オプションでトリプルガラスに変更することもできるみたい。断熱性能に、とことんこだわりたい人向けかな。」

「窓からの冷気とか、結露とかをさらに減らせるんだね。住む地域の気候によっては、すごく効果を発揮しそうだね!」
ちなみに我が家温暖地域ということもあり、窓はペアガラスにしました。その代わり、全窓にハニカムシェードをつけています。
3-5|【寒冷地の方へ】高性能モデル「ハグミーファム」

画像引用:HUG me fam
東北や北海道などの寒冷地向けには、「Hugme fam(ハグミーファム)」というモデルもあります。 さらに断熱性や保温性を高めたモデルも用意されています。
- 2×6工法(通常は2×4工法)
- トリプルガラス(通常はペアガラス)
このように仕様が強化されている分、価格は少し上がります。 寒い地域でも快適に暮らすための工夫がされているのは心強いですね。
4|契約前に知っておきたい、ハグミーのデメリットと注意点

ここまでハグミーの魅力的な点をお伝えしてきました。 もちろん注意すべき点もあります。
契約後に「こんなはずじゃなかった…」とならないように、デメリットもしっかり確認しておきましょう。
4-1|間取りの自由度は低め

「やっぱり一番のポイントは、規格住宅であることだよね。間取りは100種類から選ぶ形だから、自由度は高くない。」

「うん。土地の形とか、自分たちのライフスタイルとか、条件を絞っていくと、選べるプランはさらに少なくなる可能性はあるよね。」
間取りに強いこだわりがある方には、少し物足りなく感じるかもしれません。
ただ逆を言えば、プロが考えた間取りを選べるため、失敗は少なくなります。しかも、打ち合わせもスムーズに進むため、そこまでこだわりがなければ逆にメリットにもなります。
4-2|細かい設計変更には対応が難しい場合も
規格住宅のため、以下のような細かい設計の変更は基本的にできないようです。
- 窓の位置や大きさを変える
- 壁を増やしたり、減らしたりする
- 収納の場所や広さを変える
窓の位置や大きさを変える 壁を増やしたり、減らしたりする 収納の場所や広さを変える

「床や建具の色も、ホワイト・グレー・ビターウォールナットの3種類から選ぶ形だったね。選択肢が絞られているから、迷いすぎなくて良いという考え方もできるけどね!」
4-3|打ち合わせ回数と日時に制限がある可能性

「コストを抑えるためか、打ち合わせは原則2回、しかも平日のみと設定されていることが多いみたいだね。」

「これは共働きだと、日程調整が少し大変かもしれないね。事前にしっかり要望をまとめて、効率よく打ち合わせを進める準備が必要になりそう。」
4-4|土地の形状によっては建てられないことも
ハグミーは規格住宅なので、変形地(旗竿地やL字型など)に家を建てることが難しい場合があります。
土地探しから始める方は、ハグミーを建てられる土地かどうか確認しましょう。 不動産会社や一条工務店の担当者によく確認することをおすすめします。
4-5|いつまで買える?期間・棟数限定の商品

「忘れてはいけないのが、ハグミーは期間・棟数限定の商品だということ。いつ販売が終了するかは、公式には発表されていないんだよね。」

「そうだね。もしハグミーを本気で検討しているなら、早めに情報収集を始めたり、展示場に足を運んでみたりした方が良いかもしれないね。」
5|まとめ:一条工務店ハグミーはこんな人におすすめ!

今回は、一条工務店の「ハグミー」について、特徴や注意点を解説しました。
【ハグミーがおすすめな人】
- コストパフォーマンスを重視する人
- 予算を抑えつつ、一条工務店の高性能な家を建てたい人
- 間取りや外観に強いこだわりがなく、規格化されたプランでスムーズに家づくりを進めたい人
【ハグミーをおすすめしない人】
- 最上位ランクの住宅性能を求めている人
- 間取りやデザインに強いこだわりがあり、完全注文住宅を建てたい人
ハグミーは、価格と性能のバランスが良いです。 そして家づくりの進めやすさも魅力です。 とてもバランスが取れた、魅力的な商品だと感じます。
実際に私達も住んでみて、賃貸の頃から比べてその快適差の違いに驚いています。
夏場もエアコンをつけっぱなしにすることが基本なので、家に帰ってきたらいつでも涼しいので、家に帰ることが楽しみになります。
まだ冬を向かえていないため、床暖房はまだ使っていないのですが、早く使いたくてウズウズしています(笑)
hug meの特徴をしっかりと理解した上で、「自分達に合いそう!」と思ってもらったら、とてもコスパのいい選択肢になると思います。
この記事が、今後のあなたの家づくりの参考になれば嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!

