【家づくり初心者必見】2年リサーチした僕が本当に読んで良かった!注文住宅のおすすめ本6選
家づくり、何から始めたらいいんだろう?
情報が多すぎて、どれを信じたらいいか分からない…
専門用語が難しくて、本を読んでも挫折しそう…
後悔しないために、どんな知識をつけたらいいの?
家づくりを考え始めると、次から次へと疑問や不安が湧いてきますよね。

「よし、家を建てるぞ!と意気込んだものの、何から手をつけていいか全く分からない…。」

「SNSやネットで調べても、情報が断片的で全体像が見えにくいよね。みんな言うことも違うし…。」
分かります。私たちも全く同じでした。
そんな手探り状態だった私たちが、後悔の少ない家づくりができたのは、体系的に知識をインプットできたからだと感じています。
そして、そのために一番役立ったのが「本を読むこと」でした。
この記事では、家づくりを始める前に私たちが実際に読んで、「これは絶対に読んでおくべき!」と感じた本を厳選しました。
【建物関連】と【お金関連】に分けて6冊ご紹介します。
この記事を読めば、家づくりの第一歩をどこから踏み出せば良いのか、そのヒントが見つかるはずです。
家づくりの全体像と流れを掴む!【建物関連】のおすすめ本3選

まずは、家のこと、つまり「建物」に関する知識をインプットするためにおすすめの本を3冊ご紹介します。
難しい専門書ではありません。
初心者の方でも楽しく読める本ばかりを厳選しました。
まず最初に読むべき「家づくりの教科書」:『家を建てたくなったら』

「家づくりって、何から始めるのが正解なんだろう?いきなり住宅展示場に行くのは違う気がするし…。」

「うんうん。全体の流れとか、かかる期間とか、まず全体像を知りたいよね。」
そんな「家づくり初心者」の私たちにとって、まさに道しるべのような存在になったのがこの本です。
家づくりの計画から土地探し、設計、工事。
そして引き渡し後のメンテナンスまで。
家づくりに関する一連の流れが、この一冊で網羅的に理解できるようになります。
イラストも多く使われています。
専門的な内容も非常に分かりやすく解説されているのが嬉しいポイントです。
難しい言葉が少ないので、本当にスラスラと読み進めることができました。
何から学べばいいか分からない、という方は、まずこの本を読んで家づくりの全体像を掴むことから始めてみるのがおすすめです。
間取りのヒントが満載!見るだけで楽しい:『住まいの解剖図鑑』

「リビングは広い方がいいなとか、収納は多い方がいいなとか、漠然とした希望はあるんだけどね。」

「それをどうやって具体的な間取りに落とし込んでいけばいいのかが難しいよね。暮らしやすい家ってどんな家なんだろう?」
そんな悩みに、たくさんのヒントを与えてくれたのがこの『住まいの解剖図鑑』です。
この本は、心地よい住まいを作るための設計の工夫が、たくさんのイラストと共に解説されています。
「なぜこの設計が良いのか」という理由が、解剖図のように分かりやすく説明されています。
なので、間取りを考える上での「引き出し」が格段に増えました。
例えば、
・光の取り入れ方
・風の通り道
・家事が楽になる動線
など、自分たちの暮らしを豊かにするためのアイデアがたくさん詰まっています。

「この本を読んでから住宅展示場に行くと、『なるほど、この窓の配置にはこういう意図があるんだ!』って見え方が変わって面白かったね。」

「本当だね。自分たちの暮らしに合った間取りを考える上で、すごく参考になった一冊だよ。」
設計の打ち合わせが始まる前に読んでおくと、より具体的に自分たちの希望を伝えられるようになるかもしれません。
漫画でスラスラ読める!リアルな体験談:『はじめて家を建てました!』

「専門書を読むのはちょっと苦手だな…という人でも、楽しみながら学べる本はないかな?」

「分かる!実際に家を建てた人のリアルな体験談みたいなものが読みたいよね。」
そんな方には、このコミックエッセイがぴったりだと思います。
著者のあべかよこさんが、実際に家を建てるまでのドタバタな日常が、面白おかしく描かれています。
漫画なので非常に読みやすいのはもちろんですが、その中には家づくりで役立つ知識が散りばめられています。
さらに、先輩施主としてのリアルなアドバイスも参考になります。
成功談だけでなく、思わず「あるある!」と頷いてしまうような失敗談も面白いです。
楽しみながら家づくりの流れを疑似体験できます。
活字が苦手な方や、息抜きをしながら知識をつけたい方におすすめです。
知らないと損するかも?【お金関連】のおすすめ本3選

家づくりと切っても切り離せないのが「お金」の話です。
特に住宅ローンは、多くのご家庭にとって人生最大の借入になるかと思います。
ここでは、そんな大切なお金の話について、私たちが学ばせてもらった3冊の本をご紹介します。
住宅ローンの「?」が「!」に変わる一冊:『住宅ローンのしあわせな借り方、返し方』

「住宅ローンって、変動金利とか固定金利とか、色々あって何が何だか…。」

「うん…銀行によっても条件が違うみたいだし、自分たちにとって一番良い選択がどれなのか、判断するのが難しいよね。」
そんな住宅ローンに関する素朴な疑問に、一つひとつ丁寧に答えてくれるのがこの本です。
金融の知識に自信がない方でも理解しやすいように書かれています。
住宅ローンの基本的な仕組みから、自分たちに合ったローンの選び方までが、分かりやすく解説されています。
ただ「こうすべき」と書かれているのではありません。
自分たちのライフプランに合わせてどう考えるべきか、その指針を示してくれる内容だと感じました。
この本を読んだことで、銀行の担当者さんの話をより深く理解できるようになりました。
自分たちから質問できるようになったりと、主体的に住宅ローン選びを進められるようになった気がします。
プロの視点で損しない考え方を学ぶ:『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』

「家は人生で一番高い買い物だから、絶対にお金で損はしたくないよね。」

「本当にそう!でも、何が『損』で何が『得』なのか、その判断基準を持つのが難しい…。」
この本は、そんな私たちの不安を解消してくれる一冊でした。
住宅ローンや不動産に詳しいプロの視点から、「お金で損しない」ための考え方を具体的に学ぶことができます。
特に、
・適切な予算の考え方
・住宅ローンの金利タイプの選び方
・繰り上げ返済のタイミング
など、具体的な事例を交えながら解説されているので、非常に実践的です。

「『なるほど、そういう考え方があるのか!』って目から鱗の情報が多かったな。」

「うん!大きな決断をする前に、こういう知識をしっかりインプットしておくことの大切さを実感したね。」
家づくりという大きな買い物をする上で、知っているか知らないかで、将来的に大きな差が生まれるかもしれないと感じさせてくれる一冊です。
変動か固定か。金利選びの判断材料に:『金利が上がっても住宅ローンは「変動」で借りなさい』

「変動金利って、金利が上がるリスクがあるから何となく怖いイメージがあるんだよな。」

「私も。でも、今の低金利は魅力的だし…。固定金利とどっちを選ぶべきか、本当に悩むよね。」
住宅ローン選びで、多くの方が悩むのが「変動金利」と「固定金利」の選択ではないでしょうか。
この本は、少し挑戦的なタイトルです。
しかし、感情論ではなく、データを元に変動金利の仕組みやリスクについて冷静に分析しています。
変動金利のメリット・デメリットはもちろんあります。
それに加え、将来金利が上昇した場合にどう備えれば良いのかまで、具体的に解説してくれています。

「この本を読んで、変動金利の仕組みを正しく理解できたら、漠然とした不安が少し和らいだよ。」

「そうだね。どちらか一方を盲信するんじゃなくて、両方のメリット・デメリットを理解した上で、自分たちで判断するための材料がたくさん得られたね。」
ちなみに、この本の著者である塩澤崇さんが代表を務めているのが、住宅ローン比較診断サービス『モゲチェック』です。
私たちも住宅ローン選びで実際に利用しました。
多くの銀行の中から自分たちに合ったローンを提案してもらえます。
専門家のアドバイスを受けられたりと、とても心強いサービスです。
モゲチェックについて詳しくまとめた記事もあるため、よかったら見てみてください。

まとめ:まずは気になる一冊から。知識があなたを守る武器になります

今回は、家づくりを始める前に読んでおきたい、おすすめの本を6冊ご紹介しました。

「こうやって振り返ると、本当にたくさんの本を読んだね。でも、どれも読んでおいて良かったと心から思うよ。」

「うん!あのまま何も知らずに家づくりを進めていたら、きっと後悔することがたくさんあったと思う。知識は自分たちを守る武器になるって、本当にそうだね。」
家づくりは、決断の連続です。
そして、その一つひとつの決断が、将来の暮らしや家計に大きな影響を与えます。
後悔しない選択をするためには、他人任せにしないことが大切です。
自分たちの中にしっかりとした判断基準を持つことが何よりも重要だと、私たちは感じています。
今回ご紹介した本は、その判断基準を作る上で、きっとあなたの助けになってくれるはずです。
まずは気になった一冊、読みやすそうだと感じた一冊から、ぜひ手に取ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

