【一条工務店の宿泊体験】家を建てる前に必見!後悔しないために実際に泊まって確認したいことリスト
- 「一条工務店の性能って、カタログで見るけど実際どうなんだろう?」
- 「モデルハウスは素敵だけど、実際に生活するイメージが湧かない…」
- 「間取りや設備の使い勝手って、短時間じゃよくわからないよね…」
- 「高い買い物だから、絶対に後悔だけはしたくない!」
家づくりを検討していると、こんな期待と不安が入り混じった気持ちになりますよね。
特に、一条工務店のような性能を重視したハウスメーカーの場合、その快適さは実際に住んでみないと分からない部分がたくさんあります。
私たちも契約前は、カタログスペックとにらめっこする毎日でした。
そんなあなたが一条工務店で家づくりを真剣に考えているなら、「宿泊体験」は絶対に経験しておくことをおすすめします。
結論からお伝えしますね。
- 一条工務店で本気で建てるなら「宿泊体験」は後悔しないために絶対行くべき
- カタログでは分からない「本物の性能」(空調・断熱・防音)を五感で体感できる
- キッチンやお風呂の使い勝手、リアルな生活動線や広さの感覚が泊まって初めてわかる
- 宿泊体験を120%活かすための「施主が教える最重要チェックリスト」を全公開
この記事では、実際に一条工務店のhug meで家を建てた我が家が、宿泊体験で「何を確認できるのか」「どんなメリットがあるのか」、そして「後悔しないためのチェックリスト」を、体験談を交えながら詳しくご紹介していきます。
この記事を読めば、宿泊体験の価値が分かり、あなたの家づくりから後悔するポイントを一つでも減らせるはずです。
1|そもそも一条工務店の「宿泊体験」ってどんなもの?

まずは、「宿泊体験って何?」という基本的なところからお話ししますね。
1-1|モデルハウスに実際に泊まれる貴重な機会
一条工務店の宿泊体験とは、その名の通り、実際に一条工務店が建てた家に一泊できる制度のことです。
多くの場合、住宅展示場のきらびやかなモデルハウスではありません。 「宿泊体験専用」に建てられたリアルなサイズの家で過ごすことになります。

「モデルハウスって豪華すぎて、あまり参考にならないこともあるよね。オプションだらけだったり。」

「そうそう!でも宿泊体験棟は、実際に住むことを想定した大きさや間取りだから、すごくイメージしやすかったよ。標準仕様の部分も多くて参考になったな。」
家具や家電も一通りそろっています。 まるで自分の家のようにリラックスして過ごしながら、家の隅々までチェックできる貴重な機会なんです。
ハウスメーカーが「どうぞ、私たちの家を心ゆくまで鑑定してください」と、自信を持って提供してくれているサービスとも言えますね。
1-2|宿泊体験ができる条件など
この宿泊体験ですが、どなたでもすぐに利用できるわけではありません。 宿泊体験をするための条件がある場合もあるようです。
もし興味がある場合は、まずはご自身の担当の営業の方に「宿泊体験をしてみたいのですが」と、一度気軽に相談してみるのが一番良いと思います。
2|一条工務店の宿泊体験に参加するメリットは?

では、宿泊体験に参加すると、どんないいことがあるのでしょうか? 我が家が感じたメリットを3つご紹介します。
2-1|カタログだけではわからない「性能」を肌で感じられる
一番のメリットは、なんといっても一条工務店の「性能」を五感で体感できることです。
我が家が宿泊体験をしたのは夏でした。 玄関に入った瞬間のひんやりとした空気感は今でも忘れられません。 一日中エアコンがついていても、空気が乾燥しすぎず、とても快適だったんです。

「外はあんなに蒸し暑かったのに、家の中はカラッとしていて気持ちよかったね。一条の断熱性と換気システムのすごさを実感したよ。」

「うんうん!夜も寝苦しさが全然なくて、ぐっすり眠れたのには驚いたな。」
ちなみに、冬に宿泊体験をすれば、一条工務店自慢の「全館床暖房」も体験できるみたいですよ。 季節ごとに、その快適さを体感できるのは嬉しいですね。
2-2|リアルな生活動線や間取りの広さを体感できる
実際に一晩過ごしてみることで、リアルな生活動線が確認できます。
例えば、
- 朝起きてから顔を洗い、着替えるまでの流れ
- キッチンで料理をして、ダイニングに運ぶまでの動きやすさ
- お風呂から上がって、寝室に行くまでの距離感 など、図面だけではイメージしにくい部分を具体的にシミュレーションできます。

「ここの収納、思ったより奥行きがあるね。うちの掃除機、ちゃんと入るかな?」

「シューズクロークも広いけど、家族全員の靴を置いたらこれくらいか…とか、具体的に想像できるのがいいね。」
部屋の広さの感覚もつかみやすいです。 「このLDKは〇畳だけど、ソファを置くとこれくらいか」といった、家具配置の参考にもなります。
2-3|営業担当の方には聞きにくい点もこっそり確認できるかも
モデルハウス見学だと、常に営業さんがそばにいます。 なかなか夫婦だけで本音の会話がしにくいこともありますよね。
宿泊体験なら、自分たちのペースで、気兼ねなく家をチェックできます。

「このフローリング、ちょっとゴロンと寝転がってみてもいいかな?なんて、展示場じゃさすがにできないもんね(笑)」

「わかる!キッチンの棚を全部開けて、中のレールのがたつきとか、静かに閉まるかとか、心ゆくまで確認できたのが良かったな。」
少し気になっていた細かい部分や、ちょっと言いにくいようなことも、夫婦水入らずでじっくり確認できるのは嬉しいポイントです。
3|一条工務店の宿泊体験、当日の流れ(我が家の場合)

参考までに、我が家が体験した当日の流れを、少し詳しくご紹介しますね。
3-1|まずは展示場で待ち合わせ・注意事項の説明
夕方頃に担当の営業さんと住宅展示場で待ち合わせをしました。 そこで宿泊棟の鍵を受け取り、簡単な注意事項(火の元の確認、ゴミの分別など)の説明を受けます。
3-2|宿泊棟へ移動・設備の使い方チェック
営業さんと一緒に宿泊棟へ車で移動します。 到着したら、家の中に入ります。 エアコン(さらぽか空調)やロスガード(換気システム)、お風呂の操作方法など、一条工務店ならではの設備の使い方を丁寧に教えてもらいました。

「操作パネルとか、意外とボタンが多いんだね。でも、実際に触りながら教えてもらえるから分かりやすい。」

「電動ハニカムシェードの動きもここで初めて見たよね!思ったより静かでスムーズだったな。」
一通り説明が終わると営業さんは帰られます。 いよいよここからが本番です。
3-3|夕食タイム!〜キッチンの使い勝手を本気でチェック〜
営業さんが帰られた後は、自由時間です。 我が家は、この機会にどうしても試したいことがありました。

「せっかく吹き抜けのあるお家に泊まれるんだから、匂いがどれくらい広がるか試してみない?」

「いいね!じゃあ、今日の夜ごはんは焼肉に決定だね!」
ということで、営業さんに許可を得て、事前に買っておいたお肉や野菜で焼肉をしました。(笑)
キッチンの使い勝手はもちろん、焼肉の匂いが吹き抜けを通じて2階までどれくらい届くのか。 そして換気システムでどれくらいで匂いが消えるのかを、身をもって確かめることができたのは大きな収穫でした。
3-4|自由時間〜就寝
食後は、家の中を探検したり、テレビを見たり、お風呂に入ったりと、思い思いの時間を過ごしました。 この自由時間が、家をチェックする絶好のチャンスです。
我が家はお風呂のお湯をためて、広さや深さを体感。 浴室乾燥のスイッチも入れてみて、風の出方などを確認しました。
そして就寝前、家の中が静まり返った状態で、換気システムの音や外の音がどれくらい気になるかをじっくりチェックしました。
3-5|翌朝、起床〜チェックアウト
翌朝、普段通りの時間に起きました。 夏の強い日差しがハニカムシェード越しに柔らかく入ってくる様子。 朝になっても家の中が涼しく保たれていることを実感できました。
その後、家の片付けなどをしていると、チェックアウトの時間に営業担当の方が宿泊棟まで来てくださいました。 そこで鍵をお返しし、簡単なアンケートに答えて宿泊体験は終了です。 最後までとても丁寧に対応していただきました。
4|【最重要】一条工務店の宿泊体験で後悔しないためのチェックポイント

さて、ここが一番重要なポイントです。 宿泊体験を有意義なものにするために、「これだけは確認しておきたい!」というチェックポイントをリストにまとめました。
4-1|家の「性能」に関するチェックポイント
☐ 室内の快適性(温度・湿度)はどうか
夏であればエアコン(さらぽか空調)の涼しさや、湿度管理の快適さを体感しましょう。 「部屋ごとの温度差はないか」「冷房が効きすぎて寒くないか」などをチェックすると、一条工務店の空調システムの快適さがよく分かります。
☐ 家の中の音の響き方はどうか
特に我が家は吹き抜けを検討していたのですが、幸いにも宿泊棟が吹き抜けのあるお家でした。 そこで、1階でテレビをつけた時、2階の寝室でどれくらい音が聞こえるか。 夫婦で階を分かれて会話がどの程度聞こえるかなど、念入りにチェックしました。
☐ 外の音はどれくらい聞こえるか(防音性)
窓を閉めた状態で、外の車の音や人の話し声がどれくらい聞こえるか確認しましょう。 一条工務店の窓は性能が高いと言われていますが、実際に静けさを体感すると驚くかもしれません。
☐ 吹き抜けがある場合、料理などの匂いはどう広がるか
音の確認とあわせて、匂いの広がり方もチェックしました。 夕食に焼肉をしたことで、1階のキッチンからの匂いが2階の部屋までどの程度広がるか。 また、残った匂いがロスガード(換気システム)でどのくらい早く消えるかを体感できました。 吹き抜けを検討している方には、ぜひ試してほしいポイントです。
4-2|「設備・仕様」に関するチェックポイント
☐ キッチンの使い勝手はどうか
実際に料理をしてみるのが一番です。 シンクの広さや深さ、作業スペースの高さ、収納の使いやすさ(ソフトクローズ機能など)を確認しましょう。 レンジフードの高さや吸引力も見ておくと良いかもしれません。
☐ お風呂の広さや使い心地はどうか
ぜひ、実際にお湯を張って入浴してみてください。 浴槽の広さやまたぎやすさ、洗い場の使い勝手、シャワーの水圧なども体感できます。 お風呂の蓋の重さや、排水溝の掃除のしやすさも見ておくと、後々の生活がイメージしやすくなります。
☐ 床材の感触や色合いはどうか
スリッパを脱いで、ぜひ素足で歩いてみてください。 床材の感触や、傷のつきやすさ、そして照明による色合いの変化も確認しておくと、後々の床材選びの参考になります。
4-3|「間取り・生活」に関するチェックポイント
☐ 朝・昼・夜の部屋の明るさはどうか
同じ部屋でも、時間帯によって光の入り方は全く異なります。 夜の照明の明るさや、朝日の入り方など、生活の様々なシーンを想定して確認しましょう。
☐ 実際の畳数と広さの感覚はどうか
「この寝室は8畳です」と言われても、図面だけではピンとこないことも多いです。 宿泊棟の各部屋の畳数を確認し、実際の広さの感覚を自分の体に覚えさせておくと、自分たちの間取りを考える際に非常に役立ちます。
☐ 家具や家電を置いたときの広さの感覚はどうか
備え付けのソファやベッド、テレビボードなどを見て、「自分たちの持っている家具を置いたらどうなるか」をシミュレーションしてみましょう。 メジャーを持参して、家具と壁の間の通路幅などを測ってみるのもおすすめです。
5|まとめ:一条工務店で検討中なら、宿泊体験を検討してみてはいかがでしょうか

今回は、一条工務店の宿泊体験について、メリットや当日の流れ、そしてチェックポイントを詳しくご紹介しました。

「やっぱり、百聞は一見にしかず、だね。泊まってみて、一条の家の良さが本当によく分かった気がする。」

「うん。家づくりで一番高い買い物だからこそ、こうやって事前にしっかり確認できるのは本当にありがたい制度だよね。契約への覚悟も決まった感じがする。」
宿泊体験は、カタログやモデルハウス見学だけでは決して得られない「リアルな暮らしの感覚」を確かめることができる、またとない機会です。
もちろん、宿泊したからといって契約を迫られるようなことは一切ありませんので、安心してくださいね。
もしあなたが一条工務店での家づくりを本気で考えているなら、ぜひ一度、営業担当の方に宿泊体験について相談してみてはいかがでしょうか。
きっと、あなたの家づくりがより良い方向へ進む、大きなきっかけになるはずです。

