【後悔しない家づくり】知識0から一条工務店hug meを建てた僕たちの2年間の全記録

はじめまして!一条Noteの【のぶさん】といいます。 数ある家づくりブログの中から、当ブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
家づくりを始めようと思ったとき、こんなお悩みはありませんか?
- 家づくりって、何から始めたらいいのか全然わからない…
- 情報が多すぎて、どれを信じたらいいか混乱してしまう
- 予算や土地、ハウスメーカー選び、考えることが多すぎて不安…
- 一条工務店のhug meが気になるけど、実際に住んでいる人のリアルな声が聞きたい
もし一つでも当てはまるなら、このブログはきっとあなたのお役に立てるかもしれません!
このブログでは、私たちの実体験に基づいて以下のSTEPで「家づくりの進め方」を、分かりやすく丁寧に解説していきます。
STEP0:何から始める?家づくりを始める前にすること
STEP1:我が家のリアルな資金計画と住宅ローンの考え方
STEP2:後悔しないハウスメーカー選びと情報収集術
STEP3:良い土地はどこにある?理想の土地に出会うための基礎知識と探し方のコツ
STEP4:住宅展示場見学から一条工務店との契約までの記録
STEP5:運命の土地と出会うまで。土地探し実践編と購入までの全記録
STEP6:設計打ち合わせ、外構業者選び、住宅ローン選びと目まぐるしい日々!着工までの全工程!
STEP7:いよいよ着工!そして完成までの記録
STEP8:感動の引き渡し!引っ越し、外構工事、そして快適な暮らしへ
おわりに:後悔しない家づくりのために、一番伝えたいこと
かなり長くなっているので、すぐに本題に入りたい方は下記ボタンから、気になる項目をクリックしてください 。
▼知りたい所から読む方はこちら▼
私たちは、一条工務店の「hug me(ハグミー)」という商品でマイホームを建て、現在親子3人で快適に暮らしています。
家づくりを考え始めてから、実際に一条工務店と契約するまでにかかった期間は、なんと2年!
情報収集が好きで(少し心配性なだけかもしれませんが…)、納得できるまでとことん調べないと気が済まない性格。
そんな私が、膨大な時間をかけてリサーチしました。 七転八倒しながら実践してきた家づくりの「すべて」を、このブログに記録していこうと思います。
これから家を建てようとしているあなたにとって、少しでも役立つ情報が見つかれば、これほど嬉しいことはありません。
2年間、様々なブログを読み漁りました。 SNSを徘徊し、専門書まで手を出してリサーチを続けた結果、私たちはある一つの結論に辿り着きました。
それは、後悔しない家づくりを成功させるためには、準備の「順番」が何よりも重要だということです。
私たちが膨大なリサーチの末にたどり着いた、おすすめの順番は次の順番です!!


え?素敵な土地を見つけるのが先じゃないの?

そうそう。僕も最初は、おしゃれなハウスメーカーのモデルハウス巡りから始めるのが普通だと思ってたよ。
そう思われた方も多いかもしれません。 実際に、ほとんどの方が土地や建築会社探しから始めてしまう傾向にあるようです。
しかし、この順番を間違えてしまうと…
- 理想の土地を見つけたのに、予算オーバーで希望の家が建てられない…
- 気に入ったハウスメーカーがあるのに、土地の条件で断られてしまった…
- 住宅ローンが思ったように組めず、計画が振り出しに戻ってしまった…
といった、「こんなはずじゃなかった…」という事態に陥ってしまう可能性も。
なぜこの順番が大切なのか、その理由については今からじっくりと解説していきますね。
このブログを読んでいただければ、こんなことがわかります。
- 知識ゼロから始めた、家づくりの具体的な進め方
- 私たちが実際に行った、リアルな資金計画の立て方
- ハウスメーカーの選び方と、一条工務店hug meに決めた理由
- 土地探しから感動の引き渡しまでの全記録
- 実際にhug meで暮らして感じたリアルな住み心地
- 「あそこはこうすれば良かった…」という正直な後悔ポイント
- 意外と情報が少ない、一条工務店のメンテナンス方法
これから家を建てようとしているあなたにとって、少しでも役立つ情報が見つかれば、これほど嬉しいことはありません。
またすでに一条工務店にお住まいの方にも、メンテナンス情報など参考になるよう記事も作成していくので、楽しんでいただけたら幸いです。
またもしよかったら、このページをブックマークして、ホーム画面に保存して見返してもらえると嬉しいです。
やり方は、こちらのサイトで詳しく解説されていますので、よかったら参考にしてください。
それでは、私たちと一緒に「後悔しない家づくり」の第一歩を踏み出しましょう!
- STEP0:何から始める?家づくりを始める前にすること
- STEP1:我が家のリアルな資金計画と住宅ローンの考え方
- STEP2:後悔しないハウスメーカー選びと情報収集術
- STEP3:良い土地はどこにある?理想の土地に出会うための基礎知識と探し方のコツ
- STEP4:住宅展示場見学から一条工務店との契約までの記録
- STEP5:運命の土地と出会うまで。土地探し実践編と購入までの全記録
- STEP6:設計打ち合わせ、外構業者選び、住宅ローン選びと目まぐるしい日々!着工までの全工程!
- STEP7:いよいよ着工!そしてhug me完成までの記録
- STEP8:感動の引き渡し!引っ越し、外構工事、そして快適な暮らしへ
- おわりに:後悔しない家づくりのために、一番伝えたいこと
STEP0:何から始める?家づくりを始める前にすること

0-1|そもそも「どんな家」に住みたい?ほんとに注文住宅でいいのかを考えました


よし、いつかはマイホームが欲しいな!夢は広がるね!

私も!おしゃれな戸建てに住みたいなぁ。でも、冷静に考えると、家って色々な種類があるよね?建売とか、中古とか…。
家づくりを決意した時、私たちがまず最初に取り組みました。 それは、「そもそも自分たちはどんな形の家に住みたいのか」をじっくり考えることです。
「家を建てる=注文住宅」と決めてしまわず、 一度フラットな視点で、様々な選択肢を比較検討してみることにしたんです。
情報収集に活用したのは、主に以下の3つです。
- 書籍
- SNS(YoutubeやInstagramなど)
- 住宅系ブログ
おすすめの本、youtuber、ブログは以下の記事を参照にしてください。



これらの情報をもとに、それぞれのメリット・デメリットを洗い出しました。 そして自分たちの暮らしに本当に合うのはどれかを、何度も話し合いました。

賃貸は身軽でいいけど、やっぱり家賃を払い続けるのはもったいない気もするな。自分の資産として家が欲しいよね。建売はすぐ住めるのが大きな魅力だけど…。

うんうん、最近の建売はおしゃれだし、価格も明確で分かりやすいよね。でも、やっぱりキッチンのメーカーはこれにしたいとか、ここに収納が欲しいとか、細かい希望が出てきちゃうかもしれないな。

中古住宅を買って、自分たちの好きなようにリノベーションするのも楽しそうだよね。雑誌とか見ると憧れるよ。

私も好き!ただ、目に見えない柱や配管の劣化具合が少し心配かも。耐震性とかも気になるし、見極めるのが難しそう。やっぱり、自分たちで一から作る注文住宅か、信頼できる品質がパッケージ化された規格住宅がいいのかな?
このような話し合いを重ねる中で、私たちの価値観が少しずつ明確になっていきました。
そして最終的に、
私たちの場合は仕事柄大きな転勤の可能性が低いこと、 長年心の中にあった「自分たちの理想の戸建て」への憧れもあり、「注文住宅か規格住宅」という方向性に絞ることにしました。
0-2|「いつ頃」建てるのがベスト?我が家のタイミングの考え方

家の種類について方向性が固まった後、次に私たちの議題に上がりました。 それは、「じゃあ、いつ頃建てるのがベストなタイミングなんだろう?」という、時期の問題です。
これもまた、とても悩ましい問題ですよね。

金利のこともあるし、正直、早ければ早いほどいいのかな?今すぐ動き出す?

うーん、それも一理あるね。でも、まだ子どももいないから、子ども部屋をどのくらいの広さにするとか、将来の生活のイメージが湧きにくいかも。焦って決めて、後で『こうすれば良かった』って後悔したくないし…。
お互いの意見をすり合わせた結果、私たちは「子どもが産まれて、家族の形がある程度固まってから本格的に動き出す」という方針を決めました。
家族構成が具体的になることで、
- 本当に必要な部屋数や、部屋の広さがイメージしやすくなる
- 数十年先までのライフプランを見据えた、後悔の少ない間取りを考えられる
- 朝の準備や休日の過ごし方など、家族の生活動線がリアルに想像できる
といったメリットがあると考えたからです。
もちろん、これはあくまで我が家の場合です。 ご夫婦だけの時間を満喫できる家を建てたい、という考え方も素敵です。 ご家庭によってベストなタイミングは本当に様々です。
ただ、もし迷っているのであれば、「家族の将来像が、最も具体的にイメージできる時期」に動き始めると、より現実的で満足度の高い家づくりができる可能性が高まるかもしれません。
0-3|全体の流れを掴む!本格始動の前にやったこと

子どもが産まれるまでの準備期間、私たちはただのんびり過ごしていたわけではありません。
この貴重な時間を最大限に活かしました。 本格的に動き出す前に「家づくりの全体の流れ」を徹底的に勉強することにしました。
具体的には、先ほどお伝えした本やSNS、ブログなどを活用しました。
- 家が完成するまでに、具体的にどんな工程があるのか(土地探し、ローン審査、設計、着工…)
- それぞれのステップで、一般的にどれくらいの時間がかかるのか
- お金はどのタイミングで、どれくらいの金額が必要になるのか(手付金、中間金など)
このような、家づくりの流れを知るためにインプットを続けていました。

家づくりって、ただ家を建てるだけじゃないんだね。土地探しとか、ローンのこととか、本当に考えることがたくさん。正直、知らなかったことばかり…!

本当だよ。でも、こうやって全体の流れを事前に知っておくと、次に何をすればいいか明確に分かる。だから、すごく安心感があるね。これ、何も知らずにいきなり住宅展示場に行っていたら、完全にパニックになってたかも。
0-4|たどり着いた結論!家づくりは「この順番」で進めるのが重要です

そして、約2年間にわたる情報収集と夫婦での話し合いを経て、私たちは一つの結論にたどり着きました。
それは、家づくりは
- 資金計画
- 建築会社選び
- 土地探し
の順番で進めること。 これで、後悔する可能性を少なくすることができるということです。

最初に自分たちが使えるお金の総額をはっきりさせないと、建てられる家のレベルも決まらない。買える土地の値段も決まらないもんね。当たり前のようで、一番大事なことだ。

本当にそう思う!先に素敵な土地を見つけちゃったら、絶対に舞い上がっちゃうもんね。『この土地で予算を使いすぎて、肝心の建物が質素になっちゃった…』なんてSNSの投稿を見て、ハッとしたんだ。
この「順番」がなぜこれほど重要なのか。 もし、逆の順番で進めた場合の失敗例を想像しながら、理由を具体的にお伝えします。
①資金計画を最初に行う理由
家づくりにかけられる総予算が分からなければ、何も始まりません。 もし仮に、資金計画を立てず、土地探しから始めたらどうなるでしょう?
例えば「1,500万円の理想の土地」を見つけたとします。 しかし、後から資金計画を立てたら、建物にかけられる予算がほとんど残らない。 理想とはかけ離れた小さな家しか建てられない…なんて悲劇が起こりかねません。
夢ばかりが膨らんで、後から「予算オーバーで何もかも諦めるしかない…」という最悪の事態を避けること。 そのためにも、まずは自分たちの予算の全体像を正確に把握することが最優先です。
②次に建築会社選びを行う理由
総予算が分かったら、その予算内で自分たちの希望を叶えてくれる建築会社を探す段階に入ります。
建築会社によって、家の性能、デザイン、得意な工法は違います。 そして価格帯も会社によって全く異なります。
もし、建築会社を決める前に土地を買ってしまうと、「この土地は法規制が厳しくて、A社の工法では家が建てられません」と言われるかもしれません。 または、「B社で建てるには、特殊な工事が必要で追加費用がかかります」なんてこともあり得ます。
建築会社は、家づくりのパートナーです。 そのパートナーを見つけてから土地を探す方が、断然スムーズに進みます。
③最後に土地探しを行う理由
予算が決まり、信頼できるパートナー(建築会社)も見つかった。
ここまで来て、ようやく「どんな土地に」「どんな家を建てたいか」が明確になります。
建築会社の担当者というプロに相談しながら一緒に土地を探すことによって、「この土地には希望の大きさの家が建つか」「地盤改良に余計な費用がかかりそうか」といった専門的なアドバイスをもらえるため、 安心して後悔のない土地選びをすることができるのです。
この「成功のための順番」に気づけたことで、実際に私たちの家づくりを、主体的に進めることができ、 そして後悔の少ない家を建てることができました!
というわけで、私たち夫婦はまず「資金計画」という、家づくりの土台作りから始めることにしたのです。
次の章では、私たちが、実際にどのように資金計画を立てていったのか。 その具体的な方法について、詳しくお話ししていきますね。
STEP1:我が家のリアルな資金計画と住宅ローンの考え方

1-1|まずは現状把握から!家計の見える化で、我が家の「適正予算」を知る

さて、資金計画の第一歩。 私たちが何よりも先に取り組んだのは、自分たちの家計を徹底的に「見える化」することでした。
なぜなら、自分たちの現在地が分からなければ、マイホームというゴールの設定も決められません。 そこへ向かうルートも決められないからです。
家づくりはゴールではありません。 建てた後の暮らしを豊かにするためのスタートです。 無理な計画で日々の生活が苦しくなってしまっては、本末転倒です。
「毎月、何にどれくらい使っている?」 「収入に対して、支出は本当に適正?」 「気づかないうちに消えているお金はない?」
まずはこの現状を正確に把握するため、以下の項目を全て洗い出しました。
現在の収入:夫婦それぞれの手取り月収とボーナス
毎月の固定費:家賃、光熱費、通信費、保険料、サブスクリプションなど
毎月の変動費:食費、日用品費、交際費、趣味、衣服代など
現在の貯金額:普通預金、定期預金などを全て合算
これをやってみると、面白いほど我が家の実態が浮き彫りになりました。

ねぇ、この毎月引き落とされてる〇〇って何のサービスだっけ…?

うーん…思い出せない(汗)。たぶん、無料期間のつもりがそのまま契約してたやつだ。すぐに解約しよう!

私はコンビニで、ついお菓子を買っちゃうのが積み重ねってるみたい…。これも見直せるね。
この家計の洗い出しに、絶大な威力を発揮しました。 それが、家計簿アプリの【マネーフォワード ME】です。
銀行口座やクレジットカード、各種ポイントカードまで連携しておけば、全ての収支を自動で記録します。 グラフで分かりやすく表示してくれます。
レシートをスマホで撮影するだけで入力できる機能もあり、面倒くさがりな私たちでも、無理なく続けることができました。
マネーフォワードMEについて詳しくまとめた記事もあるので、よかったら見てください。

まずは1ヶ月、できれば2〜3ヶ月続けてみると、自分たちの家計のクセが見えてきます。 この「現状把握」こそが、後悔しない資金計画の最も重要な土台になるのです。
1-2|「家以外」にもお金はかかる?住宅購入の総費用と住宅ローンの基礎知識

自分たちの家計の体力が見えてきました。 次はいよいよ「家を建てるには、総額でどれくらい必要なのか」ということを知る段階です。
ここで絶対に知っておかなければいけない、重要なポイントがあります。 それは、家にかかるお金は「建物の本体価格」だけでは絶対にない、ということです。
注文住宅にかかる費用は、一般的に以下の3つに分けられると言われています。
①本体工事費:建物そのものを建てるための費用です。全体の約75%程度を占める、最も大きな部分です。
②付帯工事費:給排水工事、地盤改良工事、外構(庭や駐車場など)の工事費など。建物以外にかかる費用です。全体の約15%程度が目安です。
③諸費用:住宅ローンの手数料や保証料、登記費用、各種税金(印紙税、不動産取得税など)、火災保険料など。現金で支払うことが多い費用です。全体の約10%ほど見ておくと安心です。
*パーセンテージはあくまで目安です。

えっ!3,000万円の家を建てたいと思ったら、単純計算で4,000万円くらい必要になるってこと!?

本当だ…。この『諸費用』って項目、意外と大きいんだね。これを最初に知っておかないと、後から『予算が足りない!』ってパニックになるところだった…。
同時に、私たちは住宅ローンについても、本やインターネットで基本的な勉強を始めました。 その際に特に参考になったのが、住宅ローン比較サービスの「モゲチェック」です。
たくさんの金融機関の住宅ローンを一覧で比較できます。 自分の年収などを入力するだけで最適なローンをAIが提案してくれたりする、とても便利なサービスです。

モゲチェックで見ると、銀行によってこんなに金利が違うんだね!

本当だ。ネット銀行も選択肢に入れると、総返済額がかなり変わってくるかもしれない。これはちゃんと比較しないと損するところだったね。
正直、最初は専門用語のオンパードで心が折れそうになりました。 しかし、こうした便利なサービスも活用しながら、夫婦で手分けして調べることで、少しずつ理解を深めていくことができました。
モゲチェックについての詳しい説明や使い方をまとめた記事もあるのでよかったら見てみてください。

1-3|土地と建物、どう分ける?希望エリアの土地相場から予算配分を考えよう

家にかかる総費用の内訳と、自分たちの家計状況。 この2つが見えてきたら、次は「土地」と「建物」にそれぞれいくらずつ予算をかけられるか。 具体的な数字をシミュレーションしていきます。
まずは、住宅情報サイトの「SUUMO」や「アットホーム」を使いました。 自分たちが「この辺りに住みたいな」と思うエリアの土地相場を徹底的にリサーチしました。
- 通勤時間はどれくらいか
- 駅からの距離は徒歩圏内か
- 子育てしやすい環境か(学校や公園の近さなど)
- スーパーや病院など、生活に必要な施設は揃っているか
これらの希望条件で検索しました。 「このエリアで、このくらいの広さだと、大体〇〇万円くらいが相場なんだな」という感覚を養っていきました。
そして、非常にシンプルなのですが、以下の計算式で建物にかけられる予算を割り出しました。
【自分たちの総予算】ー【希望エリアの土地代の相場】=【建物にかけられるおおよその金額】

やっぱり、A駅の近くは人気だけあって土地の値段も高いね…。私たちの予算だと、小さな家しか建てられないかも。

うん。でも、隣のB駅まで行くと、土地の値段がぐっと下がるね。同じ予算でもっと広い土地が買えるから、庭も作れるし、建物にもっとお金をかけられるかもしれない!

B駅の周り、新しい公園もできるみたいだし、子育てもしやすそう!ちょっと視野を広げて考えてみるのも良いね!
このように、土地と建物の予算配分を考えること。 それは、自分たちの暮らしにとって本当に大切なものは何か、優先順位を明確にする作業でもありました。
この時点では、あくまで机上の空論です。 しかし、このシミュレーションを繰り返すことで、土地探しやハウスメーカー選びの軸がブレなくなります。 より現実的な家づくり計画を立てられるようになります。
1-4|プロの視点で最終チェック!個別FP相談で、未来の安心を手に入れる

ここまで、すべて自分たちの力で情報収集と計画を進めてきました。 そして、「私たちの計画は、これで本当に大丈夫!」という、自分たちなりの資金計画の骨子が固まった段階で、満を持してお金のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)さんに相談しに行きました。
「なぜ、もっと早い段階で相談しなかったの?」と思われるかもしれません。
それは、自分たちである程度の知識と計画を持っていた方が、より具体的で、的確なアドバイスをもらえると考えたからです。 私たちの家庭状況に深く寄り添ったアドバイスです。 丸腰で行くのではなく、自分たちの考えをぶつけて、プロの視点から答え合わせをしてもらうイメージです。

自分たちなりにしっかり考えたつもりだけど、いざプロに見せるとなると、ちょっと緊張するね…。

うん、『その計画では甘いですよ』って言われたらどうしようって不安だったけど、結果的に相談して本当に良かったよね!
FP相談では、私たちの家計状況や作成したライフプランを元に、客観的な視点で徹底的にシミュレーションしてもらいました。 (子供の教育費、車の買い替え、老後の資金計画など)

【FPさん】
「しっかり計画されていますね。ただ、ご主人の保険ですが、今の内容ですと保障が少し手厚すぎるかもしれません。こちらを見直すことで、月々〇〇円固定費を削減できます。その分を貯蓄や投資に回せば、将来の教育費の不安も軽減できますよ。」

なるほど…!
このように、自分たちでは気づけなかった専門的な視点からのアドバイスは、まさに目から鱗でした。 この第三者の客観的なお墨付きを得られたこと。 それで、「これなら大丈夫!」という不安が確信に変わり、大きな安心感を得ることができました。
独立系FPについてまとめた記事はこちらです。

このFP相談を経て、私たちの「住宅にかけられる明確な予算」が、自信を持って確定しました。
そして、この予算を元にしながら、私たちは次のステップである「建築会社」についても検討していきました。
次のSTEP2では、数あるハウスメーカーの中から、私たちがどのように情報を集めたのか。 一条工務店に惹かれていったのか、そのリアルな過程をお伝えしていきますね。
STEP2:後悔しないハウスメーカー選びと情報収集術

どのハウスメーカーにしようか考え始めたとき、こんなお悩みはありませんか?
- ハウスメーカーって、たくさんありすぎて選べない…
- 何を基準にして比較すればいいのか、さっぱりわからない…
- 情報収集って、具体的に何から始めたらいいんだろう?
- 営業さんの言うことを鵜呑みにして、後で後悔したくないな…
わかります。私たちも最初は全く同じ悩みを抱えていました。
この記事では、私たちが、実際にどのように情報収集をして、ハウスメーカーを絞っていったのかを具体的にお伝えしていきますね。
2-1|まずはカタログ一括請求で情報収集のスタートダッシュ

何から手をつけていいかわからない…という方。 まずカタログの一括請求から始めてみるのがおすすめです。
家にいながらたくさんのハウスメーカーの情報を集められます。 情報収集の第一歩としては最適ですよ。
資料一括請求サービスはいろいろな会社から提供されています。 今一番おすすめなのは「タウンライフ家づくり」です。

タウンライフ家づくりは、間取りプランまで無料でもらえるから、イメージが湧きやすくなるよ!
「タウンライフ家づくり」を利用したカタログ請求のメリットやり方ついては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに私たちは紹介制度は使っておらず、カタログ請求をしました。 ですが、最寄りの店舗の店長さんに担当してもらうことができました!
ふらっと展示場に行くよりは、カタログ請求や電話予約をした方が、新人がつく可能性は減らせるみたいです。
2-2|見た目だけじゃない!「家の性能」という判断軸を持つ

カタログを眺めていると、どうしてもデザインや内装に目が行きがちです。
しかし、本当に快適で、安全な暮らしを送るためには、「家の性能」について知ることが欠かせません。
断熱性能・気密性能:家の快適さや光熱費に直結します。
耐震性能:家族の命を守るために最重要です。
太陽光発電:長期的に見て家計を助けてくれる可能性があります。
換気システム:健康に暮らすために大切です。

性能って言葉は難しそうだけど、自分たちが快適に暮らすためには絶対に必要な知識なんだね。

そうだね。後から後悔しないように、しっかり勉強しておこう!
とはいえ、何から勉強すればいいか分からないですよね。そんなときに役立ったのがSTEP0でも紹介した、本やYouTuber、ブログです。
ぜひ、こちらを読んで勉強を進めてみてください。



2-3|「標準仕様」の罠にハマらない!追加費用を防ぐ知識武装

家の性能と並行して、私たちが徹底的に調べたのが「標準仕様」です。
標準仕様とは、追加料金なしで、最初からプランに含まれている設備や建材のことです。
なぜこれが重要かというと、標準仕様をしっかり把握していないと、契約後にオプションがどんどん増えます。 そして、あっという間に予算オーバーしてしまう可能性があるからです。

A社の最初の見積もりは安かったけど、よく見たら食洗機も浴室乾燥機もオプションだったんだ…。

本当だね!B社は少し高く見えたけど、標準で色々付いてるから、結果的にB社の方がお得かもしれないね。
各社の標準仕様を公平に比較するために、私たちは「せやまさん」という方が運営されている【ちょうどいい塩梅の家づくり BE ENOGH】というWebサイトで無料配布されている、「標準仕様チェックシート」を大いに活用させていただきました。
キッチンやお風呂、窓の種類など、チェックすべき項目が細かく網羅されています。 各社を比較検討するのに本当に役立ちました。
他にも2−2で紹介したブログやyoutuberの方の情報も参考にしながら、各社の標準仕様について勉強していきました。
2-4|各建築会社のおおまかな費用相場を知る

性能と標準仕様について勉強していきながら、各建築会社の費用相場についても調べていきました。
どれだけ性能が良くて、標準仕様が充実していても、自分たちの予算と大きくかけ離れていては、候補に入れることはできません。
ただ、この「費用相場」を調べるのが、実は一番難しいポイントでした。
なぜなら、多くのハウスメーカーはWebサイトに具体的な価格を載せておらず、「坪単価〇〇万円~」といった曖昧な表現が多いからです。

「坪単価って言われても、何が含まれてるか分からないよね。オプションや諸経費を入れたら、結局総額はいくらになるんだろう?」

「本当にそう。A社とB社の坪単価が同じでも、標準仕様が違えば総額は全然変わってくるし、単純比較は危険だね。」
この「坪単価」には注意が必要です。 会社によって「本体工事費のみ」を指す場合もあれば、「付帯工事費(電気・ガス・水道の引き込みなど)」まで含む場合もあり、定義がバラバラなのです。
私たちが参考にしたのは、坪単価という言葉に惑わされず、「実際に建てた人が、総額でいくらかかったのか」というリアルな情報です。
- ブログやInstagram: 「〇〇(会社名) 坪単価」「〇〇 総額」「〇〇 オプション費用」などで検索し、実際に建てた方のリアルな見積もりや最終金額を参考にしました。(※ただし、建築時期や地域によって価格は変動するので、あくまで目安として捉えるのが大切です)
- YouTube: 2-2で紹介したような家づくり系YouTuberが、各社の価格帯(ローコスト・ミドルコスト・ハイコスト)について解説している動画もとても参考になりました。
- カタログ請求時の資料: 「タウンライフ家づくり」などでカタログ請求をする際に、自分たちの希望予算を伝えておくと、その予算感に合わせたプランや資料を送ってくれる場合もあります。
このように「性能」「標準仕様」そして「おおまかな費用相場」という3つの軸で情報収集を進めることで、自分たちに本当に合うハウスメーカーが少しずつ見えてくるはずです。
2-5|ついに候補を3社に絞り込み!我が家の選考基準はコレ

「家の性能」「標準仕様」「各社の費用相場」
私たちなりの「家づくりの軸」が固まってきたことで、あれほどたくさんあったハウスメーカーの候補を、自然と絞り込むことができました。
性能や標準仕様、自分たちの予算を比較検討しました。 その結果、最終的に私たちの候補に残ったのは、以下の3社です。
- 一条工務店
- アキュラホーム
- 地域密着型の工務店

自分たちの軸がハッキリしたから、迷わず候補を絞れたね。

うん!ここからは、実際に展示場に行ったりして、私たちに合う会社を見つけていきたいね!
特にこの中でも情報収集を進めていく上で、私たちの第一候補は一条工務店になっていました。
理由は何より性能の良さ! 断熱性能、気密性能、耐震性能。 どれをとっても他のハウスメーカーより群を抜いていました。
そして一条工務店の中でも、予算の関係で規格住宅である【hug me】がとても魅力的だと感じていました。
hug meについて解説した記事と、規格住宅について解説した記事があるため、よかったら見てみてください。


ここまで情報収集をして軸を固めておけば、「自分たちの基準で、見るべきポイント」が明確になっています。住宅展示場に行っても雰囲気に流されず、主体的に家づくりを進めていくことができます。
なかなか大変な作業でしたが、ここをしっかり調べてくおいたことで、【今後何十年も暮らしていくかもしれない家に関する後悔を大きく減らすことができた】と思っています。
そしてこのような流れで住宅会社を決めながら、同時に土地に関する勉強も進めていました。
次のSTEPでは、私たちが土地に関して、どのようなことを勉強していったのか説明していきますね。
STEP3:良い土地はどこにある?理想の土地に出会うための基礎知識と探し方のコツ

家づくりの中でも、特に不安や疑問が大きいのが土地探しではないでしょうか。
- 「家を建てたいけど、そもそも土地ってどうやって探すの?」
- 「土地探しで失敗したくない…どんなことに気を付ければいいんだろう?」
- 「ネットを見ても、専門用語ばかりでよくわからない…」
- 「良い土地、悪い土地って何が違うんだろう?」
建物は後からリフォームできても、土地そのものを変えることはできません。 だからこそ、慎重になりますよね。
先に結論をお伝えすると、理想の土地に出会うためには、実際に行動し始める前の「基礎知識のインプット」が何よりも重要です。
知識があれば、良い土地と出会った時に自信を持って判断できます。
このSTEPでは、我が家が土地探しで経験した失敗談も交えながら、解説していきます。 理想の土地に出会うための基礎知識と探し方のコツを、少し深掘りして解説していきますね。
3-1|土地探しはスピード勝負!実際に動き始める前に基礎知識を勉強しよう


この前、営業さんから紹介してもらった土地、本当に惜しかったな…。日当たりもいいし駅からも近い。完璧だと思ったのに。

うん、最高だった!あそこに家が建つところを具体的に想像しちゃった。…本当にタッチの差で別の人のもう申し込みが入っちゃったんだよね。

本当にショックだった…。良い土地は、本当にたくさんの人が同時に狙ってるんだなって痛感したよ。
これは、我が家が実際に経験した、今でも少し悔しい思い出です。
人気のエリアでは、あなたと同じようにたくさんのご家庭が土地を探しています。 そのため、条件の良い土地は、情報が出てから1日。 早ければ数時間で売れてしまうことも珍しくありません。
不動産は世界に一つだけの「一点物」です。 一度売れてしまったら、二度と手に入れることはできません。
良い土地と出会ったときに、「これは我が家にとって最高の土地だ!」とすぐに判断し決断できること。 そのために、事前にしっかり知識を身につけておくことが、後悔しない土地選びの最大のコツになります。
3-2|これだけは押さえたい!土地探しの必須基本知識


不動産サイトを見てると、用途地域とか建ぺい率とか、なんだか難しそうな言葉が並んでるよね…

うん、でもこれを知らないと、そもそも私たちの理想の家が建てられる土地かどうかも判断できないみたい。大事なポイントだから、しっかり勉強しておきたいね!
いざ土地を探し始めると、今まで聞き馴染みのなかった専門用語がたくさん出てきて戸惑うかもしれません。
すべてを完璧にマスターする必要はありません。 ですが、「用途地域」「建ぺい率」「容積率」といった基本的な言葉の意味を知っておくだけで、土地の見方がガラッと変わります。
これらの重要な用語については、別の記事で初心者の方にも分かりやすく解説しています。 土地探しを始める前に、まずはこちらの記事から読んでみるのがおすすめですよ。

3-3|土地の探し方は一つじゃない!我が家が試した4つの方法

土地の探し方には、様々な方法があります。 それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分たちに合った方法を組み合わせることが大切です。 我が家が実際に試した探し方は、主に以下の4つです。
- ネットで探す(SUUMO、アットホームなど)
- ハウスメーカーの営業の方に探してもらう
- 地域の不動産屋さんを巡る
- 希望エリアを直接歩いて見に行く

最初はネットで相場観を掴んで、希望エリアが固まってきたら営業さんや不動産屋さんにお願いするのが王道かな。

うん!そして、気になる土地が見つかったら、平日と休日、朝と夜で最低2回は見に行くのが大事だよね。平日の朝は交通量がすごかった、なんてこともあるかもしれないし。
一つの方法に絞らず、複数の方法を組み合わせること。 それで情報網を広げ、理想の土地に出会う確率を高めることができると思います。
とはいえ、この段階ではまだネットで調べて土地の相場観や知識をつけておく程度でいいと思います。実際に土地探しが本格的に始まったら、上記の方法で探していくことをおすすめします。
3-4|いい土地、注意が必要な土地の特徴を知る


ちなみに、一般的に『良い土地』って言われるのは、どんな特徴があるんだろう?

良い質問だね!土地探しをする上で、見るべきポイントを知っておくのはすごく大事だよ。
一般的に暮らしやすい、資産価値が落ちにくいとされる土地。 そこには、「形の整然さ」や「周辺環境」など、いくつかの共通する特徴があります。

逆に、相場より安い土地とか、ちょっと注意が必要な土地の特徴も知っておきたいよね。

たしかに!安いのには何か理由があるかもしれないもんね。買ってから後悔するのは絶対に避けたい…。
価格が安いからといって安易に飛びついてしまうと、後から想定外の費用がかかったり、希望の家が建てられなかったりする可能性があります。
そういった「いい土地」「注意が必要な土地」の具体的な特徴についても、こちらの記事で詳しくまとめています。 土地探しで失敗しないためにも、ぜひ一度目を通してみてください。

理想の土地探しは、家づりの大きな一歩であり、最も難しいステップの一つです。
焦らず、でもスピーディーに判断できるように、しっかりと準備を進めました。 最高の土地と出会えるように基礎知識をしっかりと勉強しておきました。
ここまでのように、【資金計画】【建築会社選び】【土地の勉強】をして、知識を学んだり準備をした上で、いよいよ候補の住宅展示場へと向かいました!
次のSTEPからは実際にいくつかの住宅展示場に行った体験談や、一条工務店に決めた流れについて話して行きますね!
STEP4:住宅展示場見学から一条工務店との契約までの記録

ここでは、私たちが実際に複数のハウスメーカーを巡り、そして一条工務店と契約するまでに体験したことを具体的にお伝えしていきますね。
4-1|なぜ、契約前にここまでの情報収集をしたのか?


いよいよハウスメーカー巡りだね!でもその前に、僕たちがどうしてここまで念入りに下調べをしたか、改めて話しておこうか。

そうだね!私たちの経験が、誰かの役に立つかもしれないもんね。
私たちが本格的にハウスメーカーを訪問する前、2年もの時間をかけてリサーチを続けました。 それには、たった一つ、シンプルな理由があります。
それは、「人生で一番高い買い物で、絶対に後悔したくなかったから」です。
注文住宅は、一度建てたら簡単にやり直すことはできません。
だからこそ、自分たちの選択に自信を持ちたかったのです。
実際に家が完成した今、胸を張って言えます。 「あの時、時間をかけてしっかり準備しておいて本当に良かった」ということです。
そして、念入りなリサーチの結果、満を持して各社住宅展示場へ向かいました。
4-2|いざ、住宅展示場へ!我が家のハウスメーカー巡り体験談

情報収集を経て、いよいよ実際にモデルハウスを見学しに住宅展示場へ足を運びました。
ここでは、私たちが見学した3社について、正直な感想をお伝えします。
アキュラホーム:丁寧な営業さんと自由設計の魅力
最初に見学したのは、アキュラホームさんでした。

初めてのモデルハウス見学、緊張したね…!

うん!でも、営業さんがすごく良い方で安心したね。アキュラホームの特徴を、とても丁寧に教えてくれたよ。
アキュラホームさんは、地震に強く、自由設計に対応している点にとても魅力を感じました。
実際にオーナー様のお宅も見学させていただき、リアルな暮らしをイメージできたのも良かったです。
ただ、私たちの希望を伝えて概算の見積もりを出してもらいました。 すると、残念ながら予算を少しオーバーしてしまいました。
地域密着型の工務店:洗練されたデザインと性能へのこだわり
次に見学したのは、地元で評判の良い、地域密着型の工務店さんです。
こちらの工務店は、シンプルで洗練されたデザインがとてもおしゃれでした。
性能にも強いこだわりがあり、モデルハウスも隅々まで素敵でした。 心が躍ったのを覚えています。

わー!すごくおしゃれなお家!こんな家に住めたら最高だね!

デザインは本当に魅力的だね。でも、大まかな予算を聞いてみたら、やっぱり僕たちの予算からは結構オーバーしちゃいそうだ…
デザイン性は抜群でしたが、こちらも予算の壁を越えることはできませんでした。
大本命!一条工務店:性能・価格ともに納得の安心感
2社の見学を終え、少し手順に慣れてきたところで、いよいよ大本命の一条工務店へ向かいました。

ついに一条工務店だね。性能が良いのは知ってるけど、やっぱり価格が心配だな…。

そうだね。でも、見てみないと始まらないし、行ってみよう!
一条工務店では、なんと運良く店長さんが私たちの担当についてくれました!
一条工務店の特徴である「圧倒的な性能」。 そして「住んでからのランニングコストの低さ」について、改めて詳しく説明を聞きました。 その魅力にますます引き込まれました。
そして、一番気になっていた価格について。 恐る恐る予算を伝えてhug meで概算を出してもらうと… なんと、先に見学した2社よりも安かったのです!
これには夫婦で顔を見合わせ、驚いてしまいました。
4-3|オーナー様邸見学でリアルな暮らしをイメージ
営業担当の方から提案があり、オーナー様邸見学へ行きました。 実際に一条工務店で家を建てて住んでいる方のお宅です。 2邸ほど行かせていただきました。
モデルハウスとは違う、リアルなサイズ感や実際の設備をみることができました。 自分たちの家づくりがより具体的にイメージできるようになりました。
そして、ここまでの流れでほぼhugmeに決まっていた私たちは、このタイミングで一条工務店の「hug me」で仮契約を結びました。
これは、当時、物価高騰が続いており、 少しでも早く坪単価を固定したかったからです。
ハグミーについて詳しくまとめた記事と、仮契約についてまとめた記事はこちらです。


4-4|宿泊体験で検証!「吹き抜け」は我が家に必要?

我が家はリビングに「吹き抜け」を設けることを検討していました。
そこで、一条工務店が実施している「宿泊体験」に参加して、吹き抜けのある一条工務店のモデルハウスに一泊させてもらいました。

わー!やっぱり吹き抜けの開放感は最高だね!すごく広く感じる!

うん、気持ちいいね。ただ、テレビの音が2階まで結構響くのが少し気になるかな。夜、子どもが寝た後とかどうだろう。
実際に一晩過ごしてみることで、吹き抜けのメリットである開放感を体感できました。 そして、デメリットになりうる音の響きなどをリアルに体感できました。
図面だけでは分からないことを肌で感じられるので、宿泊体験は絶対におすすめです。
宿泊体験についてまとめた記事はこちらです。

メリット・デメリットを知った上で、それでも分たちは吹き抜けの開放感にとても魅力を感じました。 そのため、hug meで吹き抜けのあるプランを検討していくことにしました。
4-5|住まいの体験会で一条工務店の性能を肌で感じた

次に私たちは、一条工務店の住まいの体験会へ参加しました。
ここでは、家の部材がどのように作られているかを見学できます。 性能に関する詳しい説明を受けたりすることができます。
特に印象的だったのが「地震体験」です。
震度7の揺れを体験できる装置に乗り、その揺れの凄まじさと、それでも倒壊しない一条工務店の構造の強さを実感しました。 改めて耐震性能の高さに驚かされました。

今の揺れ、すごかったね…。でも、家がしっかり守ってくれるって分かって、すごく安心したよ。

本当に!口で説明されるだけじゃなくて、実際に体験できるのは大きいね。これで一条工務店にお任せしたいって気持ちが固まったかも。
住まいの体験会についてまとめた記事はこちらです。

4-6|一条工務店と本契約!我が家の決め手3つ

住宅展示場見学から始まり、宿泊体験、住まいの体験会とステップを踏みました。 その中で、私たちの「一条工務店で家を建てたい」という思いは確信に変わっていきました。
そして、ついに本契約を結ぶことを決意します。
我が家が一条工務店に決めた、最終的な決め手は以下の3つです。
圧倒的性能:夏の涼しさ、冬の暖かさを実現する高い断熱性・気密性。
耐震性:工場見学での地震体験で実感した、圧倒的な安心感。
価格:高性能でありながら、hug meであれば私たちの予算内で実現可能だったこと。
そして私たちは、「hug me」で本契約を結ぶことにしました。
hug meは間取りなどの自由度が低い「規格住宅」です。 ですが、その分コストを抑えることができます。 物価が高騰している今の時代に、とてもおすすめできる商品だと感じています。
規格住宅についてまとめた記事はこちらです。

無事に一条工務店との契約を終え、ここからがいよいよ本格的な家づくりのスタートです!
次のSTEPからは、家づくりの成功を左右する「土地探し」の実践編から始まります。
私たちのリアルな体験談を交えながら詳しくお話ししていきます。
引き続き、私たちの家づくりの道のりにお付き合いいただけると嬉しいです。
▼知りたいところを読みたい方はこちらから▼
STEP5:運命の土地と出会うまで。土地探し実践編と購入までの全記録

このSTEPでは、一条工務店と契約してから理想の土地に出会うまで。 我が家のリアルな土地探し実践編を余すところなくお届けします。
後悔しない土地探しのために本当に大切だと感じたこと。 それは、信頼できる営業担当さんとの密な連携と、チャンスを逃さないための事前の準備、そして決断のスピードでした。
5-1 営業担当と二人三脚での土地探し

一条工務店と本契約を結び、いよいよ家づくりの具体的なステップに進んでいきます。 その第一歩とも言えるのが、本格的な土地探しでした。
ここからは、これまでお世話になってきた頼れる営業担当さんと、まさに二人三脚での土地探しがスタートします。

いよいよ土地探しも本格的に始まるね!どんな素敵な土地に出会えるのか、すごく楽しみだな。僕たちの理想の家が建つ場所が決まるんだもんね。

そうだね!でも、私たちの希望に合う土地がちゃんと見つかるか、少し不安な気持ちもあるかな。これからの生活の基盤になる場所だから、絶対に妥協はしたくないし…。
家の打ち合わせと並行して土地を探していくのですが、この時点ではまだ「理想の家」が建つ場所が決まっていない状態。
未来への期待と、なかなか進まない現実への焦りが入り混じった、不思議な感覚だったのを覚えています。
5-2 ネットや不動産会社をめぐって自分たちでも情報収集

営業担当さんにお任せするだけでなく、私たち自身でもアンテナを高く張り、積極的に情報収集を行いました。
営業さんが動いてくれているからと受け身になるのは違います。 自分たちも主体的に動くことが大切だと考えたからです。
仕事の昼休憩やや、子どもが寝た後の夫婦の時間。 以下のサイトを毎日チェックするのが日課でした。
- SUUMO(スーモ)
- at home(アットホーム)
- ランディ(契約後に営業さんより紹介していただきました。)

毎日サイトをチェックしているけど、なかなか『これだ!』っていう土地は見つからないものだね…。条件を少し緩めても、ピンとこないなぁ。

本当にそうね。でも、こうやって毎日見ていると、このエリアの土地の相場観みたいなものが分かってきた気がする!これは大きな収穫かも。
自分たちで探すことのメリットは、相場観が養われること。
そして、たくさんの情報に触れることで、自分たちが本当に大切にしたい条件が明確になってくることだと感じました。 (日当たり、周辺環境、駅からの距離など)
5-3 理想の土地が見つかるもタッチの差で買い逃した

そんなある日、営業さんから一本の連絡がありました。
「ご希望のエリアで、まだネットにも公開されていない、とても条件の良い土地が出ました!」
送られてきた資料を見て、私たちは息を呑みました。 立地、価格、広さ、日当たり、そのすべてが私たちの希望条件にピッタリとハマっていたのです。 まさに、理想そのものの土地でした。

うわー!この土地、完璧じゃないか!地図で見るだけでも日当たりが良さそうなのが分かる!すぐに見に行こう!
逸る気持ちを抑え、仕事が休みの日に現地へ。 実際に自分たちの目で見たその土地は、資料で見るよりも何倍も魅力的に感じられました。
周辺の環境も静かです。 公園も近くにあり、子育てをするにも申し分ない環境です。

ここ、すごく良いね!駅も近いし、私たちの実家にも近い!ここに私たちの家が建つところ、すぐにイメージできるよ。ここに決めたい!
すぐに営業さんに「この土地に決めます!申し込みをお願いします!」と連絡を入れました。 しかし…。
数時間後、営業さんからかかってきた電話の向こうの声は、明らかに沈んでいました。

【営業さん】
「本当に申し訳ありません…。ほんの少し前に、別の方で申し込みが入ってしまいました…。」

うそだろ…。あんなに完璧な土地だったのに。もう二度と出会えないかもしれない…。ショックすぎる…

そんな…。本気でここに住みたいって思ったのに…。
夫婦で本気で凹みました。 家づくりへのモチベーションが、ガクッと下がるほどの衝撃でした。
漫画やドラマで見るような「タッチの差」。 その展開が、まさか自分たちの身に起こるなんて、思ってもみませんでした。
5-4 土地探し再開

理想の土地を逃したショックは想像以上に大ききかったですが、ここで立ち止まっていても家は建ちません。

いつまでも落ち込んでても仕方ない!この経験をバネにして、次こそは絶対にチャンスを掴もう!

うん…!そうだね!きっと、私たちにはもっと良い土地があることを信じて頑張ろう!
そうやってお互いを励まし合い、再び土地探しを再開しました。 そんな私たちのために、またしてもあの頼れる営業さんが動いてくれました。
なんと、私たちの希望エリアとその周辺を、ご自身の足でくまなく歩き回っていました。 空き地や古い家がないかなどを徹底的にリサーチしてくれていたのです!

え、営業さん、わざわざこの辺りまで探しに来てくれていたんですか!?本当に頭が下がります…。

すごい…!足で稼いだ生の情報…。本当に頼りになります!
自分たちだけでは決して得られなかった情報。 そして、私たちのためにここまで親身になってくれる営業さんの熱意に、本当に感謝しかありませんでした。
5-5 土地の購入とワンポイントアドバイス

そして営業さんが見つけてきてくれた土地。 それは、以前の土地より少しだけ予算オーバーではありました。 しかし、駅からの距離や周辺の利便性、広さなど、総合的に見ても非常に魅力的な土地でした。

この土地、前のところより少し高いけど、立地はすごく良いね。どうしようか…。

でも、このチャンスを逃したら、またいつ見つかるか分からない。前の経験があるからこそ、この土地の価値が分かるよ。よし、ここに決めよう!
前の土地を逃した苦い経験から、「良い土地はスピードが命」だと学んでいた私たち。 すぐに購入の意思を伝え、今度こそ、無事に運命の土地を手にすることができたのです!
ここで、私たちが決断スピードを格段に上げた、とっておきのワンポイントアドバイスをご紹介します。
それは、「hug meのプランを方角ごとにあらかじめ決めておくこと」です。
ご存知の方も多いと思いますが、hug meは大きく分けて3つのプラン(東西・南・北)から間取りを選ぶ形式になっています。
私たちは、土地探しと同時並行で、それぞれのプランから第一希望の間取りを一つずつ選んでいました。 「もしこの方角の土地が見つかったら、この間取りにしたい」と決めていたのです。

どの向きの土地が見つかっても、すぐに対応できるように、それぞれの向きで一番気に入った間取りを先に選んでおいたんだ。オプションもある程度は想定しておいたよ。

それが本当に良かったよね!今回見つかったのが南向きの土地だったから、『事前に選んでいた南プランの間取りが、この土地に問題なく入りますか?』って、その場ですぐに確認してもらえたもんね!

そうそう!あの準備がなかったら、『どの間取りにしようか…』と悩んでいる時間で、また他の人に取られていたかもしれないからね。この事前準備は、心の余裕にも繋がるから本当におすすめだよ!
土地が見つかってから間取りを検討するのではありません。 あらかじめ間取りを複数パターン決めておくことで、迷う時間をなくせます。 土地購入の決断をスムーズに行うことができました。
このような流れで、我が家の土地購入は無事に完了しました。 正直、この土地購入の決断が、家づくり全体を通して一番スピード感が早かったです。 そして一番緊張した瞬間だったかもしれません。
土地という大きな買い物が終わり、ホッとしたのも束の間。 実は、この目まぐるしい土地探しの裏で、hug meの打ち合わせ・住宅ローン選び・外構業者選び・火災保険選びも同時進行でしていました。
次のSTEP6では、ここから始まる怒涛の打ち合わせラッシュについて、詳しくお話ししていきますね!
STEP6:設計打ち合わせ、外構業者選び、住宅ローン選びと目まぐるしい日々!着工までの全工程!

いよいよ土地探し・購入と段取りを進めていましたが、 実はこれらと同時並行で、様々なことを一気に進めていく必要がありました。
この時期が家づくり全体を通して一番忙しかったです。 そして一番頭を使ったかもしれません。

いや〜、あの頃は本当に目まぐるしかったね!毎週のように打ち合わせがあったよ。休みの日はほとんど家づくりのために動いていた気がするよ。頭から煙が出そうだった…!

本当にそうだったね!決めることの連続で大変だった。でも、想像しているだけだったマイホームがどんどん具体的になっていくのが実感できたね。すごくワクワクした思い出でもあるな〜。
仕事の合間を縫って情報を集め、週末に打ち合わせを詰め込む。 そんな生活がしばらく続きました。 ですが、夫婦で協力し、頼れる営業さんと二人三脚で乗り越えることができました。
そして、やるべきことを一つひとつ着実にクリアしていき、 夢のマイホームは着実に形になっていきました。
それでは、具体的にどのようなことを進めていったのか、一つずつ見ていきましょう!
6-1|住宅ローン選び:モゲチェックで効率的に比較検討

家づくりにおいて、とても重要な住宅ローン選びもこのころに本格的に進めていきました。
何千万円という大きなお金を、何十年にもわたって返済していくわけです。 その選択は将来の家計に直結します。
金利はもちろん、手数料や団体信用生命保険(団信)の内容など、比較すべき項目は多岐にわたります。
我が家では、まず「モゲチェック」という無料サービスを利用して、 複数の銀行のローン商品を比較することから始めました。

モゲチェックは本当に便利だったね。自分の年収とか簡単な情報を入力するだけ。おすすめの銀行をランキング形式で提案してくれるから、右も左も分からなかった僕らにとっては、まさに救世主だったよ。

うんうん!たくさんの銀行の公式サイトを一つひとつ見て回るのは骨が折れる作業だから…。こういう比較サイトを使うと、時間を有効活用できて助かるよね。客観的な視点で比較できるのも良かったな。
様々な銀行を比較した結果、我が家が最終的に選んだのは地元の地方銀行でした。 決め手は、以下の3つです。
- 一条工務店と提携しており、手続きがスムーズだったこと
- 営業担当者と直接会って、対面でじっくり相談しながら進められたこと
- 変動金利と固定金利で悩んでいたが、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明してくれたこと
そして金利タイプは我が家は変動金利を選びました。
担当者の方から今後の金利動向の見通しやリスクについて詳しく説明してもらい、 我が家のライフプランと照らし合わせた結果、当面の金利の低さを重視する方がメリットが大きいと判断したためです。
やはり、大きなお金が動くことなので、直接顔を合わせて相談できる安心感は大きかったように思います。
ネット銀行の手軽さも魅力的でしたが、私たちは対面でのサポートを重視しました。
モゲチェックについての説明や具体的な使い方は、こちらの記事で詳しく解説しているので、よかったら見てみてください。

6-2|hug meの打ち合わせはたったの2回!

注文住宅と聞くと、「打ち合わせが何十回もあって大変そう…」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、我が家が選んだhug me(ハグミー)は規格住宅です。 なので、打ち合わせはたったの2回で完了しました!

打ち合わせが2回で終わるって、本当に革命的だったよね!共働きで平日に時間を取るのが難しい私たちには、まさにピッタリのプランだったと思う。

そうだね。間取りはあらかじめプロが考え抜いた数十パターンから選ぶ形だね。だから、主な打ち合わせ内容はオプションの確認や、コンセントの位置・数といった電気関係の確認が中心だったね。
決めることが多すぎると、だんだん疲れてきます。 「もう何でもいいや…」と冷静な判断ができなくなってしまう「打ち合わせハイ」。 そういう状態に陥ることもあると聞きます。
その点、hug meは良い意味で選択肢が絞られています。 そのため、一つひとつの選択に集中しやすく、非常にスムーズに打ち合わせを進めることができました。
もちろん、壁紙の色を選んだり、採用したいオプションを考えたりするのは、とても楽しい時間でしたよ!
最終的に我が家のhug meが一体いくらになったのか。 採用したオプションや詳細な費用内訳はこちらの記事で公開しています。

6-3|外構業者探しも同時進行でスタート!

家の外観の印象を大きく左右する外構。 実は、外構業者も家の打ち合わせと同時並行で探し始めるのがおすすめです。
一条工務店には提携の外構業者さんがいます。 ですが、必ずそこで依頼しなければならないわけではありません。 (※建物の基礎に関わる一次外構は、提携業者で行う必要がありました)
提携業者さんにお願いする安心感もあります。 ですが、我が家はデザインの選択肢を広げたい、そして費用も比較したいと思いました。 その思いから、外部の業者さんも探すことにしました。
そこで活用したのが、無料の外構一括見積もりサービスでした。
私たちが利用したサービスは「外構・エクステリアパートナーズ」です。 結果的にそこで、紹介してもらった外構業者にお願いしました。 提携業者の見積もりより20万近く安くなり、デザインもとても好みの外構にしてくれました。
- 提携の外構業者のプランだけではなく、他の業者のプランも見たい。
- 提携の外構業者の見積もりが高すぎて、もう少し安くできないかな?
と思っている方は、ぜひ利用してみてください!
外構一括見積もりサービスはいろいろありますが、今は「タウンライフエクステリア」が一番おすすめです!

「タウンライフ外構」は地元の優良な外構業者さんを複数社紹介してくれるよ。しかも、ただ見積もりをくれるだけじゃないんだ。自分たちの要望を元にしたオリジナルのデザインプランまで無料で作成してくれるんだよね。

そうそう!3Dパースで作ってくれる場合もあるから、イメージがすごく湧きやすくなるね!
「タウンライフエクステリア」の詳しい利用手順についてまとめた記事もあるので、よかったら見てみてください。

我が家の場合、一条工務店の営業担当者から 「建物の保証に関わるため、基礎と関わる一次外構は提携業者で行ってほしい」と言われたため、提携業者さんに一次外構をお願いしました。
外構一括見積もりサービス見つけた業者さんには二次外構(仕上げの部分)をお願いする形となりました。
6-4|忘れてはいけない!火災保険の検討

住宅ローンを組む際には、火災保険への加入が必須となります。 これも、家の引き渡しまでに決めなければならない重要な項目の一つです。
火災保険も、保険会社によって補償内容や保険料が大きく異なります。 「ローン会社に勧められたものでいいや」と安易に決めてはいけません。 後から「もっと良い条件の保険があったのに…」と後悔する可能性も。
我が家は「インズウェブ」の火災保険一括見積もりサービスを利用して、複数の保険会社を比較しました。

火災保険って、火事だけじゃないんだよね。台風による水災や風災、盗難、モノが飛んできて窓が割れた時の補償とか、本当にいろいろあるんだ。自分たちの地域や家の性能に合わせて、必要な補償を見極めるのが難しかったな。

うんうん。でも一括見積もりをしたら、各社のプランが一覧で比較できたね。補償内容と保険料のバランスを考えやすかったね。最終的には、一条工務店の家に合った割引が適用される、提携の東京海上日動の保険に決めたんだよね。
家という大きな資産を守るための大切な保険です。 内容をしっかりと比較検討しましょう。 ご自身の家に最適なプランを選ぶようにしましょう。
火災保険の補償内容についての説明や、インズウェブを利用した火災保険の見積方法については以下の記事をご覧ください。

まとめ:目まぐるしい日々を乗り越え、いよいよ着工へ!

土地探しから始まり、住宅ローン、hug meの打ち合わせ。 外構業者探し、そして火災保険の検討…。
この期間は、決断の連続で本当に目まぐるしい日々でした。 正直、何度も頭がパンクしそうになりました。 ですが、夫婦で理想の暮らしを語り合い、時には営業さんに的確なアドバイスをもらいました。 そうして一つずつ課題をクリアしていくことで、無事にすべての段取りを整えることができました。
そして、ついに着工日が決定!

【営業さん】
「○月○日から、いよいよ工事が始まります」
営業さんから連絡を受けた時の感動は、今でも忘れられません。 自分たちの家が、これから実際に形になっていくんだという実感が湧きました。 大きな喜びに包まれた瞬間でした。
次のSTEPでは、いよいよ工事がスタートします! 着工からhug meが完成するまでの様子をお届けしますね!
STEP7:いよいよ着工!そしてhug me完成までの記録

家づくりもいよいよ大詰め! 着工からhug me完成までの期間は、家づくりの中でも最高の思い出になる、感動の連続でした。
このSTEPでは、地鎮祭・着工・建て方見学・屋内見学・機密測定、そしてhug me完成まで、 我が家が実際に体験した記録を時系列でご紹介していきますね。
7-1|地鎮祭|工事の安全を祈願

いよいよ工事が始まる前、我が家は地鎮祭を行いました。
地鎮祭とは、その土地の神様を鎮めます。 そして、土地を利用させてもらうことの許しを得ます。 これからの工事の安全と、家の繁栄を祈願する儀式のことです。
正直なところ、何をするのか全く分からず、少し緊張しながら当日を迎えました。
準備物については、一条工務店側でほとんど用意してくださりました。 私たちが準備したのは玉串料(初穂料)の3万円だけでした。

何から何まで初めてのことだから、作法とか全然分からないね。

うん、神主さんの前で失礼がないようにしないと…。営業さんも来てくれるみたいで安心だね。
当日は、一条工務店の営業担当と工事担当の方も立ち会ってくださりました。 神主さんが一つ一つの手順を丁寧に説明してくれたおかげで、滞りなく終えることができました。
自分たちがこれから住む土地で、こうして工事の安全を祈願します。 すると、「いよいよ始まるんだな」という実感が湧いてきて、身が引き締まる思いでした。
7-2|着工|週一で見に行くのが夫婦の楽しみに

地鎮祭を終え、ついに待ちに待った着工の日を迎えました!
更地だった土地に重機が入り、基礎工事が始まっていく様子は、見ているだけでワクワクしました。

ついに僕たちの家づくりが始まったね!

うん!気になって仕方ないから、毎週見に来ちゃいそう(笑)
その言葉通り、仕事が休みの日に夫婦で現場を見に行くのが、いつの間にか習慣になっていました(笑)
基礎のコンクリートが流し込まれているのを見るだけで、なぜかテンションが上がってしまうんですよね。
だんだんと家の土台ができていく様子は、本当に感慨深いものがありました。
7-3|建て方見学|圧巻!家が空を飛ぶ一日

基礎工事が終わると、いよいよ「建て方」の日がやってきます。
「建て方」とは、工場で作られた壁や天井などのパーツを、クレーンを使って一気に組み立てていく工程のことです。
この日は、お互いの両親も呼んで、みんなで見学させてもらいました。
事前に営業担当の方に作業される方の人数を確認しました。 感謝の気持ちとして、飲み物やお菓子などの差し入れを持っていきました。
巨大なクレーンで家の外壁が吊り上げられました。 空を飛んでいるかのように運ばれていく光景は、まさに圧巻の一言!

うわー!すごい迫力だね!あんなに大きな壁がどんどん組み立てられていく…!

本当に!基礎だけの時は「家、意外と小さいかも?」なんて思ってたけど、壁ができると一気に大きく見えるね!
両親も「今の家はこんな風に造られるのか〜」と、とても感動してくれました。 家族みんなで家づくりを楽しめた、忘れられない一日になりました。
7-4|屋内見学|普段は見られない家の内部に感動

建て方が終わると、大工さんによる内部の工事が進んでいきます。
ある日、営業担当の方にお願いして、工事途中の家の中を見学させてもらいました。
壁紙などが貼られる前の、家の構造がむき出しの状態は、とても新鮮でした。
特に感動したのは、床一面に敷き詰められた床暖房のパネルを直接見られたことです。

これが家中を暖めてくれるパネルか〜。一条工務店を選んで良かったと改めて思う瞬間だね。

うん!冬の朝も快適に過ごせそうだね。大工さんたちが丁寧に作業してくれている姿を見て、さらに安心したよ。
自分たちの家が、職人さんたちの手によって少しずつ形になっていく過程。 それを目の当たりにできたのは、非常に貴重な体験でした。
7-5|気密測定|C値は「0.6」

工事の終盤には、家の気密性を測る「気密測定」が行われます。
気密性は「C値」という数値で表されます。 この数値がゼロに近いほど、家に隙間が少なく、冷暖房の効率が良い「高気密な家」ということになります。
我が家の測定結果は、C値「0.6」でした!
一条工務店の性能の高さを、改めて数値で実感することができました。 とても満足のいく結果でした。
ちなみに、気密測定の立ち会いを希望することもできるそうです。 ですが、私たちは特に頼みませんでした。
7-6|ついに夢のマイホームが完成!

そして、着工から約4ヶ月。 ついに、待ちに待った我が家が完成しました!
工事用の養生(カバー)がすべて外され、クリーニングが終わったピカピカの家を初めて見た時の感動は、今でも鮮明に覚えています。

ついにこの日が来たんだね…。図面で見ていた家が、本当に目の前にあるよ。

うん…!感動で胸がいっぱいだよ。営業さんや監督さん、工事に関わってくれた全ての人に感謝だね。
2年以上かけてリサーチし、悩み、考え抜いてきた家づくりが、ついに形になった瞬間でした。
こうして、私たちの家づくりは無事に完成の日を迎えたのです。
実際に私たちも、住宅展示場を訪れてから、9カ月で家を建てることができました! これもhug meの一つのメリットと言えます。
いかがでしたでしょうか。
地鎮祭から始まり、基礎工事、建て方、そして内装工事と、日々形になっていく我が家を眺める日々は、本当に楽しく、感動的な時間でした。
家はついに完成しましたが、実際に住み始めるまでには、もう少しだけステップが残っています。
次でいよいよ最後のSTEPになります!
次のSTEPでは、感動の引き渡しから引っ越し、そして外構工事についてお話ししていきますね!
STEP8:感動の引き渡し!引っ越し、外構工事、そして快適な暮らしへ

長かった家づくりもいよいよ最終章です!
今回は、ついに迎えた感動の引き渡し、その後の引っ越し作業、外構工事についてお話ししていきます。
ここでは、我が家の感動の引き渡し当日の様子をお伝えします。 さらに、その後の引っ越し作業や外構工事が完成するまでの様子も詳しくお伝えしていきますね。
8-1|ついに感動の引き渡し!

家づくりを考え始めてから約2年。
長かったようであっという間でしたが、ついにこの日がやってきました。
当日は、これ以上ないくらいの快晴!
営業担当さん、現場監督さんが駆けつけてくれ、我が家の完成を一緒に祝ってくれました。

赤いテープカットをして記念撮影!ちょっと照れくさかったけど、一生の記念になったね。

うん!そして、本物の鍵を受け取った瞬間、『ああ、本当に自分たちの家になったんだ』って実感がこみ上げてきて…ジーンとしちゃった。

わかる!営業さんや監督さんたちからも温かい言葉をもらったよ。『おめでとうございます!本当に素敵なお家になりましたね』って。本当に嬉しかったなぁ。
間取りで悩み、オプションでも悩みました。 本当にこれでいいのかと夫婦で何度も話し合った日々。
そのすべてが報われるような、ピカピカの我が家が目の前にあります。

今までの苦労が全部吹き飛ぶくらい、感動的な瞬間だったね。中に入った時も、図面でしか見てなかった空間が現実になってて…ただただ感動した!

うんうん。夫婦で顔を見合わせ、「ついにやったね!」「本当に建ててよかったね!」と、何度も喜びを噛み締めたよ。
この引き渡し式は、家づくりの中で最も忘れられない、最高の思い出になりました!!
8-2|新生活の幕あけ!引き渡し翌日に引っ越し

そして我が家は、引き渡しを受けた翌日に引っ越し作業を行いました。

引き渡しの感動もそこそこに、翌日は引っ越し。新しい生活が一気に始まった感じだったね!

本当に!でも、事前にしっかり準備しておいたから、スムーズに進んで良かったよね。特に引っ越し業者さんをちゃんと選んでおいたのは、正解だったと思うな。
そうなんです。 実は、引っ越し業者の選定は、費用を抑える上でとても重要なポイントになります。
我が家は「引っ越し侍」というサービスを利用して、複数の業者さんから相見積もりを取りました。
- 全国展開している有名な大手業者
- 地元に根ざした地域密着型の業者
など、様々な会社に見積もりをお願いしたのですが、その結果に驚きました。
なんと、大手と地域密着の業者さんとでは、見積もり額に10万円近くの差があったんです!
もちろん、安さだけで決めたわけではありません。 最終的に選んだ地域密着の業者さんは、担当者の方の印象もとても良かったです。 安心してお願いできると感じました。
結果的に、サービスにも満足できました。 費用も10万円近く抑えることができたので、相見積もりは本当にやって良かったと思っています。
「引っ越し侍」の詳しい使い方や、相見積もりのコツについては、こちらの記事で解説しています。 よかったら参考にしてくださいね。

また、引っ越し前後は荷造りや荷解きだけではありません。 役所での手続きやライフラインの切り替えなど、やるべきことがいくつかあります。 事前にタスクをリストアップしておくと、慌てずに進められるのでおすすめですよ。
引っ越しの準備のやることリストをタイミング別にまとめた記事もあるので、よかったら参考にしてください。

8-3|住みながら完成していく庭!引っ越し後に外構工事開始!


新しいお家での生活が始まって、すぐに外構工事もスタートしたよね。毎日お庭ができていくのを見るのが楽しかったな。

うんうん!職人さんたちが手際よく作業を進めてくれて、日に日に理想のお庭になっていくのは感動したね。暑い中での作業も多かったから、時々お茶の差し入れもしたね。

そうだったね!すごく喜んでくれて、その時に工事の進み具合を丁寧に教えてくれたりしたのも、良い思い出だな。
我が家はSTEP6で紹介した外構一括見積サービスで探した提携外の外構業者さんにお願いしました。 そのため、引き渡しから3日後に外構工事がスタートしました。
外構一括見積サービスの【タウンライフエクステリア】についてまとめた記事はこちらです。

住みながらの工事だったため、日中は作業の音がしたり、駐車場に停められる車の台数が制限されたりすることもありました。
しかし、生活に大きな支障が出ることはなく、むしろ少しずつ完成していく外構を夫婦で眺めるのが日々の楽しみになっていました。
そして、工事開始から約1ヶ月後、ついに外構もすべて完成!
家の中だけでなく外観もすべて完成し、 言葉にできないほどの達成感と喜びを感じたのを今でも覚えています。
そして引っ越し作業、外構工事も終わった今、hug meでの快適な暮らしをしています。
家づくりを考え始めてから約2年。
たくさんの情報を集め、悩み、決断しました。 ついに完成した我が家。

長い道のりだったけど、本当にこの家を建てて良かったと心から思うよ。一条工務店の性能のおかげで、毎日が本当に快適だね。

うん!家中どこにいても快適だから、子どもも毎日楽しそうに走り回ってる。大変なこともあったけど、hug meで家を建てて本当に良かったね!
紆余曲折ありましたが、今は親子3人、 hug meでとても快適な毎日を送っています。
さて、これにて我が家の2年間にわたる家づくりの全記録は、一旦おしまいです。
長い間お付き合いいただきありがとうございました。
次の「おわりに」で、この長い家づくりを通して、僕が後悔しない家づくりのために、一番伝えたいことをお話しさせてください。
おわりに:後悔しない家づくりのために、一番伝えたいこと

長い道のりだった家づくりの全記録も、いよいよこれで最後になります。
ここまで読み進めていただき、本当にありがとうございます。
家づくりを考えている皆さんに、僕が一番伝えたかったこと。
それは「本格的に動き出す前に、情報収集をしっかりして、夫婦(家族)で話し合いをすること」です。
僕たちも、この準備期間があったからこそ、心から満足できる家づくりができたと感じています。

家づくりを振り返ると、本当にあっという間だったけど、決めることがたくさんあって大変だったよね。

本当に!特に土地探しと打ち合わせが重なった時期は、毎週末ヘトヘトだったね(笑)
家づくりは、本当に決めることの連続です。
実際に家づくりがスタートすると、想像以上に忙しく、 一つ一つの選択にゆっくり時間をかけることが難しい場面が出てきます。
でも、その決断の連続の中で、僕たちが大きな後悔なく家づくりを終えられたのは、動き始める前にしっかりと情報収集をしていたからだと断言できます。
- 資金計画のこと
- 建物会社選びのこと
- 土地のこと
SNSを見ていると、家づくりではこの3つのいずれかで後悔している方がとても多いです。
しかし、事前に知識をつけて、 自分たちの中に「家づくりの軸」を持っておくことで、後悔の少ない選択ができるようになるはずです。

もし何も調べずに、ふらっと住宅展示場に行っていたら、どうなってたかな?

きっと決断することに疲れて、冷静な判断ができなかったかもしれないね。自分たちの予算感とか、絶対に譲れないポイントを事前に話し合っておいて本当に良かった!
まずは、お家で夫婦(家族)の時間をゆっくりとって、理想の暮らしについて話し合ってみるのがおすすめです。
- どんな家に住みたい?
- 新しい家でどんな暮らしがしたい?
- 予算はどれくらいが安心?
こんな風に、具体的なイメージを共有するところから始めてみてください。
そして、そのイメージを叶えるためにはどうすれば良いか、少しずつ情報収集を進めていくのです。
このブログが、今まさに家づくりを始めようとしている皆さんの、何か一つでもお役に立てていれば、これ以上に嬉しいことはありません。
長い道のりになるかもしれませんが、一つ一つ楽しみながら、最高のお家を建ててくださいね。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!















